
MAKE MEDICAL株式会社は10月29日、水素・酸素吸入器『H2 メディカルパワー®』シリーズの利用負担を軽減する「重度疾病者支援プログラム」を開始すると発表しました。
対象は、がん・難病・心疾患・脳血管疾患などの重度疾病者のうち、同社所定の認定基準を満たした方です。通常のレンタル料金で、ワンランク上の水素・酸素吸入器を6か月間利用できます。
通常のレンタル料金でワンランク上の機器を6か月間
例えば、通常は『MEGA4500』を利用する料金条件で、上位機種の『MEGA6750』を利用できます。
6か月間の利用後は、使用状況や日常生活での変化などについて、可能な範囲で経過報告への協力を依頼する予定です。経過報告は任意で、疾病に対する治療効果を判定するものではありません。
6か月目と7か月目以降の流れは次のとおりです。
- 特別支援期:6か月間
- 6か月目:使用状況・体調などの経過報告
- 7か月目以降:通常レンタルへの移行、購入、返却から選択
購入時はレンタル料金を購入代金から割引
継続利用を希望して機器を購入する場合は、支払済みのレンタル料金を購入代金から割り引きます。割引の内容は次のとおりです。
- 1〜6か月目:支払済みレンタル料金の100%を割引
- 7〜12か月目:支払済みレンタル料金の50%を割引
- 割引上限:購入する機器の販売価格の50%
- 割引対象期間:最大12か月間
月額レンタル料金が30,000円の場合の計算例は次のとおりです。
| 利用期間 | 1〜6か月目 | 7〜12か月目 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 支払済みレンタル料金 | 180,000円 | 180,000円 | 360,000円 |
| 購入時の割引額 | 180,000円 | 90,000円 | 270,000円 |
これは計算例で、実際の割引額は契約条件によって異なります。購入代金からの割引は、購入機器の販売価格の50%が上限です。本プログラムは機器の購入を前提とするものではありません。
対象疾病の例と申請に必要な書類
本プログラムは特定の疾病に限定せず、病状や日常生活への影響などを総合的に考慮して支援対象者を認定する制度です。対象となる疾病・状態の例は次のとおりです。
- がん:進行がん、再発がん、転移がんなど
- 難病:ALS、パーキンソン病など
- 心疾患:重症心不全など
- 脳血管疾患:脳梗塞・脳出血後の重い後遺症など
- 腎疾患:透析治療を必要とする状態など
- 呼吸器疾患:重症COPD、間質性肺炎など
- その他、重度の疾病により日常生活に大きな支障が生じている方
申請時には、医師の診断書、診療情報提供書、指定難病医療受給者証、身体障害者手帳など、疾病の状態を確認できる書類のうち、原則としていずれか1点の提出が必要です。提出された資料をもとに、病名だけでなく病状や日常生活への影響などを総合的に確認します。申請に伴って取得する医療情報は、本人の同意に基づき、必要な範囲で取り扱うとのことです。
申し込みは公式サイトからの問い合わせで受け付けます。支援内容、対象機種、審査基準、割引条件などの詳細は、申込時に案内されます。
- 公式サイト:https://make-medical.com
購入前に試せる2週間お試し制度と銀座サロンの無料体験
同社は、銀座の本社1階サロンで無料体験を実施しています。実際の機器を見ながら、操作性や運転音、設置スペース、機種ごとの違いなどを相談できます。無料体験の利用は、公式サイトからの問い合わせが必要です。
自宅などの使用環境で機器を確認できる「2週間お試し制度」もあります。期間は14日間で、機器の使用料は無料です。対象機種は同社指定機種です。配送・返送費、保証金などの条件は、申込時に確認する必要があります。
利用にあたっての注意
同社の製品は、疾病の診断・治療・予防を目的とする医療機器ではありません。疾病への治療効果や症状の改善を保証するものでもありません。
治療中の方、呼吸器疾患などをお持ちの方、酸素投与を受けている方は、使用前に主治医への相談が必要です。医師による治療を中断・変更せず、適切な医療を継続してください。
