Aetina、『NVIDIA Jetson Orin Nano™ 2』へ対応。提供開始は2027年上半期の予定

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AetinaのNVIDIA Jetson Orin Nano 2搭載製品と利用シーンを示す告知ビジュ

エッジAIソリューションを手がけるAetina Corporation(以下、Aetina)は2026年9月8日、新たに登場した『NVIDIA Jetson Orin Nano 2』への対応を発表しました。同社はこれにより、NVIDIA Jetsonのエッジ AI エコシステムにおけるプレゼンスをさらに拡大するとしています。

『Jetson Orin Nano 2』は、次世代の入門レベルエッジAIロボティクスコンピューターと位置づけられる製品です。コンパクトかつ省電力なプラットフォームで高性能な生成AI推論を実行でき、周囲の環境を認識し、言語や画像を理解・解釈して、リアルタイムに応答する配送・点検ドローン、ロボット、Vision AIシステムの開発に対応するとのことです。

目次

性能と電力効率

『Jetson Orin Nano 2』は、最大78 TOPSのAI性能、8GBメモリ、8コアArm CPUを備えています。強化されたTensor Coreとメモリ帯域幅により、同じコンパクトな筐体サイズと40Wの電力枠内で、『Jetson Orin Nano Super』と比較して最大2倍の推論性能を発揮するとのことです。さらに15Wモードでは、同等の性能を維持しながら消費電力を最大40%削減するとしています。

こうした性能と電力効率の向上により、従来は上位プラットフォームが必要だったAIワークロードを、エントリークラスのエッジデバイスでも実行できるようになるとしています。想定するアプリケーションとして、スマートロボット、ドローン、スマートカメラ、産業オートメーション、各種自律システムが挙げられています。

生成AI・マルチモーダルモデルへの対応

『Jetson Orin Nano 2』は、大規模言語モデル(LLM)や視覚言語モデル(VLM)を、メモリと電力に制約のあるエッジ環境で直接実行できるように設計されています。

NVIDIAのオープンAIソフトウェアスタックと『Jetson Agent Skills』、包括的なAIエコシステムを活用することで、開発者は『NVIDIA Cosmos』、『NVIDIA Nemotron』、『Gemma 4』、『Qwen 3』などのモデルを実行し、自然言語理解、視覚推論、状況認識、自律的な意思決定といった機能を備えたAIアプリケーションを開発できるとのことです。

具体例として、自律移動ロボット(AMR)は周囲の環境を認識しながらタスクの内容を理解し、状況に応じて行動できるようになるとしています。また、Vision AIシステムは、より高度なセマンティック理解とインタラクティブ性を備えたAIエージェントへ進化するとしています。

Aetinaの支援体制と提供時期

Aetinaは、NVIDIA Jetsonプラットフォームに関する経験を活かし、キャリアボード、エッジAIシステム、周辺機器の統合、BSPカスタマイズ、技術サポートまでを含む統合的なソリューションを提供するとしています。これにより、顧客のシステム統合の効率化と、製品開発サイクルの短縮を支援するとのことです。

『NVIDIA Jetson Orin Nano 2』モジュールは、2027年上半期に提供開始予定です。Aetinaは今後もエッジAIコンピューティングプラットフォームおよびシステムソリューションのラインアップを拡充し、開発者や企業によるインテリジェントロボティクス、Vision AI、自律システムなどのPhysical AIアプリケーションの開発・導入を支援していくとしています。

AetinaのNVIDIA Jetson Orin Nano 2搭載製品と利用シーンを示す告知ビジュアル

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