旧Windowsシリーズで利用できていた画像ビューアーソフト『Windows フォト ビューアー』を、Windows 10で使えるようにする方法を紹介します。
検索する人が多いためタイトルに「インストール」と書いていますが、実際はWindows 10に標準でインストールされており、レジストリ(設定情報)を変更することで使用できるようになります。
ただ、レジストリの変更はよく分からないという人もいると思いますので、この記事ではWindows フォト ビューアーを復活させるための専用ソフト『Restore Windows Photo Viewer to Windows 10』を使う方法を紹介します。
Restore Windows Photo Viewer to Windows 10をインストールする
まずはRestore Windows Photo Viewer to Windows 10のダウンロードページにアクセスし、「Download Now」のボタンをクリックしてインストールファイルをダウンロードします。
「RestoreWindowsPhotoViewerSetup.exe」というファイルがダウンロードされるため、、次にそれを実行します。
あとは順番にボタンをクリックしていくだけです。
1.「Next >」をクリック。
2.「Next >」をクリック。
3.「Next >」をクリック。
4.「Restore Windows Photo Viewer」をクリック。
これでWindows フォト ビューアーのインストールは完了です。しかし、このままでは画像を開こうとしても『フォト』で開かれるだけでWindows フォト ビューアーは起動しません。
規定のアプリにフォト ビューアーを設定する。
Windows フォト ビューアーで開くには、Windows 10の規定のアプリを変更する必要があります。
【設定】→【アプリ】→【規定のアプリ】を開き、【フォト ビューアー】の項目に「Windows フォト ビューアー」を選択してください。
これで、画像を開いたときにWindows フォト ビューアーで見られるようになります。
なお、インストールした『Restore Windows Photo Viewer to Windows 10』はアンインストールしても問題ありません。アンインストール後もWindows フォト ビューアーを利用できます。
余計なアプリ、ソフトをインストールしておきたくない人はアンインストールしても大丈夫です。
『フォト』に慣れた方が良い
ちなみに余談ですが、筆者は結局『フォト』に戻してしまいました。『Windows フォト ビューアー』は慣れていて使いやすいのですが、『フォト』と比べると起動時間に差があるように感じるからです。
旧Windowsから無償アップグレードした状態のときはそんなことは感じなかったのですが、Windows 10を新規インストールしたPCだと『Windows フォト ビューアー』のレスポンスが遅いようです。
『Windows フォト ビューアー』には今後新機能の追加もないでしょうし、今のうちに『フォト』に慣れていた方が後々長く使えると思います。