
ESSENCOREは10月28日、同社が展開するメモリおよびストレージブランドKLEVVの新製品『CRAS V RGB PRIME DDR5ゲーミング/オーバークロックメモリ』を発表しました。販売開始は2026年11月の予定です。
『CRAS V RGB PRIME』は、ハイエンドゲーミングPCや負荷の高いクリエイティブワーク向けとのことです。6000MT/sでCL26、最大8000MT/s(CL38)のオーバークロックに対応し、IntelとAMDの両プラットフォームでのオーバークロックをサポートします。
速度と容量のラインアップ
動作速度は6000MT/s、6400MT/s、8000MT/sの3種類で、それぞれCL26、CL28、CL38のCASレイテンシです。すべての構成は1.4Vでテストされています。
| 動作速度 | CASレイテンシ | テスト済みタイミング | 容量(デュアルチャネルキット) |
|---|---|---|---|
| 6000MT/s | CL26 | 26-36-36-76 | 32GB(16GB×2)、64GB(32GB×2)、128GB(64GB×2) |
| 6400MT/s | CL28 | 28-38-38-78 | 32GB(16GB×2)、64GB(32GB×2)、128GB(64GB×2) |
| 8000MT/s | CL38 | 38-48-48-128 | 32GB(16GB×2)、48GB(24GB×2) |
デザインと搭載部品
ヒートスプレッダーはアルミニウム製です。「レッドドット・デザイン賞」と「iFデザイン賞」を受賞した『CRAS V RGB』のデザインを継承し、『CRAS V RGB PRIME』ではブラック&ゴールドで仕上げました。
表面には硬質アルマイト加工と特殊な表面処理を組み合わせており、ピアノ塗装を思わせる光沢が得られるとのことです。
メモリICには韓国の大手メーカー製を採用しています。基板は10層PCBで、PMICとOn-die ECCも搭載します。高速動作時の信号品質の向上と外部干渉への耐性強化を狙った設計とのことです。
主要マザーボードメーカー4社のQVL(Qualified Vendor List/動作確認済み製品リスト)にも掲載されています。
RGBライティングは、ASUS Aura Sync、GIGABYTE RGB Fusion、MSI Mystic Light Sync、ASRock Polychrome Syncに対応します。
対応プラットフォームとAMD EXPO ULL
対応するのは、AM5プラットフォームのAMD Ryzen™プロセッサーと、Intel® Core™ Ultra 200S Plusプロセッサーです。各キットにはIntel® Extreme Memory ProfileとAMD EXPO™ Technologyの両方のオーバークロックプロファイルがあらかじめ搭載されています。
対応BIOSバージョンを搭載した互換マザーボードで、BIOS設定を行うと高速動作させられます。
『CRAS V RGB PRIME』は、AMD EXPO™ Technology: Featuring Ultra Low Latencyに対応します。KLEVVのオーバークロックメモリのラインアップで、この技術を採用するのは初めてです。
AMD EXPO ULLプロファイルには、対応するAMDプラットフォームでのレイテンシ低減を目的としたメモリサブタイミング設定が組み込まれています。6000MT/sと6400MT/sの32GB(16GB×2)モデルは、AMD EXPO Ultra Low Latency認証を取得しています。

AMDのテスト結果によると、Ultra Low Latency認証メモリは対応システムで、ULL非対応のAMD EXPOメモリと比べて平均4%のFPS向上になるとのことです。実際の性能は、プロセッサー、マザーボード、BIOSバージョン、メモリ構成、アプリケーションのワークロードによって異なる場合があります。
AMDプロセッサーやメモリをAMDの公表仕様の範囲外で動作させると、該当するAMD製品の保証が無効になります。システムメーカーや販売店の保証も無効になる場合があります。ハードウェアの故障や損傷、システム性能の低下、データの消失・破損・脆弱性などのリスクと責任は、ユーザーが負います。
保証と販売
制限付き永久保証(Limited Lifetime Warranty)が付帯します。販売開始は2026年11月の予定で、株式会社アーキサイトをはじめとするオンライン・オフラインの販売店で取り扱われます。各店の取扱状況は、KLEVV公式ウェブサイトで確認できます。
