
株式会社Quwakは2026年9月18日、生体埋め込み型NFCチップによる本人認証サービス『I’m HUMAN』の販売を開始したと発表しました。手の甲にチップを埋め込み、パスワードやカードを使わずに本人であることを証明できる認証サービスです。
『I’m HUMAN』は、まず「人間であること」を証明する仕組みとして位置づけられています。同社は、人間とAIの境界が曖昧になる中で「誰なのか」を証明する前に「人間なのか」を証明することが必要になってきているとしており、『I’m HUMAN』を人間とAIが共存する社会における認証基盤と位置づけています。
三つの使い方が用意されています
『I’m HUMAN』を使うことで、従来の認証に「人間であること」の証明を組み合わせた認証体験をつくれるとのことです。
スマートフォンにかざしてサービスへつなぐ
『I’m HUMAN』をスマートフォンなどで読み取ることで、ウェブサイトやアプリ、デジタルコンテンツなど、さまざまなサービスへ直接つなげることができます。

パスワードなしで安全にログインする
パスワードを覚えたり入力したりすることなく、自分自身であることを安全に証明してログインすることができます。

発行済みの証明書を組み合わせて本人を証明する
『I’m HUMAN』には、企業や団体が発行する証明書を組み合わせることができます。所属する会社が発行する社員証明や、資格の保有証明、サービスの会員証明などを組み合わせ、自分自身に紐づいた証明として利用できるとのことです。
パスポートと同種のセキュリティチップを採用
『I’m HUMAN』の認証には、パスポートやクレジットカードにも使われるセキュリティチップが使用されています。このチップは秘密の情報を外部に取り出すことなく、チップの内部で認証を行う仕組みです。読み取り機器と通信する際にも重要な情報そのものを渡すことなく、本人であることを確認できるとのことです。
同社は、『I’m HUMAN』が保持するのは個人情報ではなく、本人であることを確認するための仕組みだとしています。
購入は9月18日から、埋込施術は2027年1月開始
『I’m HUMAN』は手の甲に埋め込んで使用する製品です。購入後、提携医療機関(東京都内)で埋込施術が行われます。
購入は2026年9月18日から可能になっています。施術は2027年1月から開始される予定で、アプリケーションは施術後から利用できるとのことです。
施術前には担当医師が施術方法や埋込部位、局所麻酔の使用、施術の可否などについて説明を行うとのことです。安全な施術と確実な製品管理のため、原則として『I’m HUMAN』本体だけを購入者へ直接渡すことはなく、埋込施術が完了した時点で製品の引き渡しが完了する仕組みになっています。
- 公式サイト:https://quwak.com/
- 購入サイト:https://quwak.com/shop/
サービス事業者との連携先を募集
同社は、『I’m HUMAN』が証明する「人間であること」に各事業者が持つサービスや会員情報、権限などを組み合わせることで、カードやパスワード、チケットなどを使っていた認証を新しい形に変えられるとして、連携するパートナー事業者を募集しています。
想定する連携先には、インターネットサービス事業者、不動産・マンションデベロッパー、企業・オフィス、決済事業者、イベント・エンターテインメント事業者が挙げられています。
連携を希望する事業者向けに、専用フォームが用意されています。
