音検知装置「オトデオンPro」受注開始。周波数選択機能で騒音下の音を選択的に検知

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オトデオンPro AS-AIDO-HQの製品写真と周波数選択機能の図解

株式会社アイエスエイは、音による通知を光や接点出力に変換する音検知装置「オトデオン」シリーズの最上位モデルとして、周波数選択機能を新たに搭載した「オトデオンPro(AS-AIDO-HQ)」を開発し、2026年9月7日より受注を開始しました。

目次

騒音・静寂環境での「音の聞き逃し」に対応

工場やイベント会場などの騒音環境では、電話の着信音や設備のエラー音といった重要な音が周囲のノイズに埋もれ、聞き逃してしまうという課題があります。一方で、病院やオフィス、学校などでは音量を上げづらく、通知に気づきにくいケースも少なくありません。

これまでの「オトデオン(AS-AIDO)」は、音の大きさと持続時間による判定方式で多くの現場に導入されてきましたが、現場の多様化に伴い「複数の音が混ざり合う環境でも、特定の音だけをより選択的に見分けたい」というニーズが高まっていたとのことです。こうした声に応え、既存の判定基準に周波数選択機能を追加することで、「オトデオンPro」が誕生したとのことです。

「音量レベル」「持続時間」に「周波数成分」をくわえた3要素判定

オトデオンProは、「音量レベル」「持続時間」に新たに「周波数成分」をくわえた3要素で判定する製品です。周囲の騒音や異なる周波数の音が存在する環境下でも、目的の音を選択的かつ安定して検知します。検知時にはLED表示とともに外部接点出力を行い、小型ランプや大型警告灯、警報装置などを作動させることが可能です。

オトデオンProの主な特長

新搭載の周波数選択機能では、帯域通過フィルタ(約300Hz〜4kHz)により、検知したい音の周波数成分のみを抽出します。周囲の不要な騒音の影響を大幅に低減する機能です。

オトデオンPro AS-AIDO-HQ モデル比較図

「周波数特性×音量レベル×時間判定」の組み合わせにより、従来機では難しかった複雑な音響環境下でも安定した検知を実現するとのことです。

入力方式は、マイク入力(プラグインパワー/ダイナミック方式)およびライン入力に対応し、各種音声機器や環境に合わせて接続できます。マイク入力信号の増幅率は約50〜100倍の範囲で調整可能で、設置環境やマイクの感度に応じたチューニングが行える仕様です。

オトデオンPro AS-AIDO-HQの本体前面。周波数スライダーや入力端子、調整ノブが確認できる

設置面では、背面のねじ穴による壁面固定設置と、付属ゴム足による据え置き設置の2WAY施工に対応しています。本体LEDでの視覚通知にくわえ、外部接点出力(AC125V 0.5A / DC24V 1A)を装備し、警告灯や大型警報装置と連携したシステム構築が可能とのことです。

オトデオンPro AS-AIDO-HQの正面と背面の端子・スイッチ配置図

主な活用シーン

オトデオンProは、以下のような場面での活用が想定されているとのことです。

オトデオンPro活用シーンの4象限図。工場・倉庫、病院・公共施設、機械室・設備室、聴覚支援の各環境と
  • 製造・物流・現場:工場や車両騒音がある現場での電話着信音・警報音の通知
  • 医療・文教・オフィス:病院・学校・オフィスなど、大音量を出せない環境での着信・呼び出し通知
  • 設備管理・防災:別室・遠隔地で稼働する装置のエラー音検知、防災無線中継設備での音検知連携
  • イベント・施設:展示会場・ホール・大人数イベントにおける重要音の検知
  • バリアフリー支援:高齢者や聴覚に不安のある方への来訪・着信通知(アクセシビリティ向上)

価格と受注情報

オトデオンPro(型式:AS-AIDO-HQ)の価格は87,780円(税込)です。受注開始日は2026年9月7日で、株式会社アイエスエイは年間1,000台の販売を目標としているとのことです。

※文中の社名、製品名、機種名は、各社の登録商標です。
(C) 2026 ISA Co., Ltd.

オトデオンPro AS-AIDO-HQの製品写真と周波数選択機能の図解

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