
株式会社マプリィは10月20日、林業や農業の草刈り・下刈り作業向けの電動クローラー『mapry M3』について、数量限定の試用販売を発表しました。受付は10月20日から開始されています。
この試用販売は、実際の現場で機体を運用し、製品改良に向けた走行データ等を提供することを前提とした販売プランです。林業、農業、建設土木、インフラ管理などの事業者が応募の対象で、デモ走行の希望も随時受け付けています。
『mapry M3』は、軽トラやバンに積載して現場へ運べる小型の電動クローラーです。プロポ(コントローラー)による遠隔操作に対応し、アタッチメントを交換することで用途に合わせた運用ができます。
草刈りと3D計測に対応
下刈り・除草
草刈りユニット(ハンマーナイフ)を装着すると、手元のモニターで機体カメラの映像を常時確認しながら、遠隔操作で草刈りができます。危険な傾斜地に入らずに作業を完遂できるとのことです。


3D計測
LiDARを搭載すると、走行しながら現況の3D点群データや資源量を計測できます。森林調査やインフラ管理での利用が想定されています。

寸法・走破性・稼働時間
寸法と重量は、草刈り機なしでW1100×D1200×H630mm、約300kgです。草刈り機ありではW1100×D1650×H630mm、約360kgになります。
最大傾斜は40度で、連続稼働時間は通常運転で8時間、草刈り運転時で1時間です。充電はAC100V(家庭用コンセント)で行います。
草刈り機はハンマーナイフモアで、刈幅は650mm、刈高は20〜80mmです。
試用販売プログラムの内容
試用期間の終了後には、その時点での最新仕様に基づくバージョンアップが実施されます。内容は「ソフトウェアの更新」「部品・ユニットの交換」「機体の交換」のいずれか、またはその組み合わせです。必ずしも新品の機体への交換になるとは限りません。
試用期間中は、電話、メール、オンライン会議による操作案内と問い合わせ対応を受けられます。通信を経由したソフトウェアの自動更新も行われ、通常使用における不具合の調査と修理には、現地への出張修理も含まれます。
価格は、台数と期間を限定したプログラム専用の試用販売価格です。価格と試用期間はいずれも問い合わせが必要で、現時点で具体的な金額や期間は発表されていません。
走行データの送信とアンケート
機体を月1回以上Wi-Fi等の通信環境に接続すると、走行データがマプリィへ自動送信されます。現場での送信操作は不要です。
お寄せいただいたデータは、AIによる自律走行機能の向上など、『mapry M3』の改良に活用されます。あわせて、年4回程度の使用状況に関する報告(アンケート等)への協力が求められます。
今後追加予定の機能
マプリィは、ハードウェアとソフトウェアの両面で継続的な機能拡張を予定しています。
自律走行機能は、搭載カメラで周辺状況を認識し、立木や障害物を自動で回避しながら走行する「環境認識による自律走行」を、年内のバージョンアップで追加する予定です。運搬機能は、現場での資材等の持ち運びを支援するアタッチメント等を追加開発する予定です。
試用販売の問い合わせ
試用販売の質問や申し込みは、次の問い合わせ先で受け付けています。
- お問い合わせ:https://mapry.co.jp/contact/
