
iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS株式会社は2026年8月19日、AIスマートノート「iFLYTEK AINOTE 2」向けソフトウェアアップデートの配信を開始したと発表しました。
「iFLYTEK AINOTE 2」は、10.65インチのE-Inkディスプレイと大規模言語モデルを搭載し、録音、文字起こし、手書き、要約、翻訳を1台で行えるAIスマートノートです。
今回のアップデートでは、ノート編集、録音・文字起こし、スケジュール管理、読書設定といった主要機能が強化されました。あわせて日本語の使い方ガイドが新たに搭載されます。
アップデートは対象機種を持つユーザーに無償で提供され、本体の設定画面から適用できます。配信は順次実施されるため、利用環境によって適用可能となる時期が異なる場合があるとのことです。
ノートへのPDF直接挿入とページ管理
編集中のノートにPDFファイルをそのまま挿入できるようになりました。挿入できるPDFは1ファイルあたり50メガバイト以内、50ページ以内で、暗号化されたPDFの挿入には対応していません。挿入後は手書き、テキスト、録音などノートの全機能をそのまま利用でき、資料への書き込みと自分のメモを1つのノートで管理できます。
ページ管理では複数ページの一括選択に対応し、全選択、切り取り、コピー、貼り付け、非表示、削除のほか、別のノートへのページ複製も可能です。ページ内のマークは見出し、タスク、スターの3種類に分類して表示され、項目をタップすると該当箇所へ直接移動できます。
手書きツールとレイアウトのカスタマイズ
手書きペンの太さを連続的に調節できるようになり、ノートにくわえてPDF、書籍、Office文書への書き込みでも同様に利用できます。ツールバーを折りたたんだ後もフローティングツールバーが残り、画面の側面に沿って上下に移動可能です。
フローティングツールバーからはペン形状、テキスト編集、録音を直接呼び出せます。タブバーは画面の上部と下部を選択でき、利用スタイルに合わせた配置が可能です。
カバーを閉じたままの録音継続とAI議事録
カバーを閉じた後も録音を継続できるようになりました。この機能の利用には対応する保護ケースが必要で、設定画面のスイッチで切り替え可能です。
初期状態では有効になっています。録音データの削除にも対応し、削除前に文字起こし結果をノート本文へ挿入できます。
AI議事録は、会議、講義、動画、個人メモなどシーンごとのテンプレートを備え、用途に応じた形式で内容を整理します。翻訳言語の選択画面も拡大され、より多くの言語を一覧から選べます。共有・書き出しにはTXT形式が追加され、MP3とTXTはオフライン環境でも書き出しが可能です。
予定・タスクの繰り返し設定とロック画面表示
予定の繰り返しにカスタム設定が追加されたほか、タスクにも繰り返し機能が新設され、複数の選択肢とカスタム指定に対応しました。ロック画面ウィジェットは当日の予定を表示し、終日予定がなく当日の予定がすべて終了しタスクも完了している場合は、翌日の予定へ自動的に切り替わります。この際、見出しは「今日の予定」から「明日の予定」へ変更されます。
読書設定とスクリーンショットの手書き注釈
PDF以外の書籍では、共通の読書設定、書籍ごとの個別設定、古典文学向け設定の3モードが用意されました。1冊ごとに独立した設定が可能で、調整したレイアウトはテンプレートとして保存できます。
スクリーンショットには撮影後そのまま手書き注釈を追加でき、ペン形状、太さ、消しゴムの選択と画面の拡大縮小に対応し、注釈付きの画像を保存・共有できます。
日本語ガイドの新搭載と物理キーのカスタマイズ
日本語の使い方ガイドが新たに搭載されました。システム言語が日本語の場合は日本語ガイドが初期表示され、ガイド画面上で日本語と英語を切り替えられます。本体上部の物理キーには、AIへの質問、スクリーンショット、画面のリフレッシュ、ホームへ戻る、ノートの新規作成、前の画面へ戻る、の6つの機能から任意の動作を割り当てられます。
このほか、サードパーティアプリの横画面表示、文字の太字化などの表示設定、長押しによる固定表示、メール認証コードによるログイン、全画面署名や壁紙の追加にも対応しました。設定画面の「よくある質問」は対話型のAINOTEアシスタントに変更され、製品の使い方に関する質問へ直接回答します。