福岡市長浜にある『長浜鮮魚市場(福岡市中央卸売市場鮮魚市場)』は関係者以外立ち入り禁止の市場ですが、毎月第2土曜日に開催される『市民感謝デー』の日だけは一般人でも入れるとのことなので行ってきました!
こちらがその長浜鮮魚市場。帰り際に撮ったのであんまり人がいないように見えますが……。
始まったばかりだとこんなに人がたくさんいます!
この写真を撮ったときはたしか9時40分ぐらい。市民感謝デーは朝9時から昼12時までですが、朝10時30分にはもう品物がなくなるぐらい人で溢れかえります。
鮮魚市場なのでもちろん鮮魚が売られてます。泳いでいるのは天然のアラ。
一尾5万円なり。買えません。
アンコウは一皿500円と安かった。
今からアンコウ鍋の季節ですね。
タラの白子も鍋にすると美味しい。
クジラを売っている店も多かったです。
うね、赤身、ベーコン、いろいろありましたが「市場なのに高いなぁ」という印象。
アジはでっかいのがいましたが1匹500円。
釣りでこんなのが釣れたらいいんですけど、波止場からじゃちっちゃいのしか釣れません(笑)。
ただまあさすがに1匹500円は高いので、少し小さいのですがこちらの1盛300円を購入。
刺身にできるとのことで、持ち帰った晩に刺身で食べました。
ブリもでっかいのがいっぱいです。
ビックリしたのがこの魚。こんなにでっかいのにたったの2,000円!
半身も美味しそうです。
ただ周りの人が話してるの聞いたかぎりだと『シイラ』という魚で、あんまり美味しくないらしい。どうりで安い。納得。
あとハモもいた。自分で骨切りするんだろうか……。
マグロは刺身も冷凍もブロックもあれこれありました。
一番安いのだと冷凍ブロックがキロ500円とかで大行列ができてた気が。
もちろんこのほかにもいろんな魚がいっぱい並べられてあって、はい中央右上の魚にご注目。
こいつ、ザルの上にいますが生きてます。
ひとりでベチンベチン跳ねて猛アピールしてました。
鮮魚以外に加工品もいっぱいありまっせー。
ちりめんは300グラム500円の三重産を購入。ここ福岡なのに。
福岡の加工品と言えば明太子。こちらは5パックで1,000円。たしか1パック80グラム。よってグラム250円。安い。
「それにしても魚多すぎて分からないよー」という人のための魚展示コーナー。子供が超むらがってました。
親に連れてこられたんでしょうが、そりゃあつまんないよね。触れる魚にも群がるわ。
正解はこちら。
あとは毛ガニに、
最近話題の伊勢エビちゃん。1本5,000円。ロブスターは1本いくら?
変わり種としてはスッポンがいました。グラム350円。
高いのか安いのか。甲羅以外は全部食べられるっていうし、どうなのかなぁ。
スッポンはきちんと調理してくれるらしいので、捌けなくても大丈夫です。
あとは貝類。まずは牡蠣! 福岡はこれから牡蠣の季節!
サザエ1個100円も良い。
ハマグリもありました。酒蒸しにしたいなー。
アワビはでっかく、そして高い。こいつら互いにくっついてウニウニしてた。
タイラギ貝は1個700円。
「美味しそうだなー。でもちょっと高いなー」と思って一度スルーしてまた見に来たら全部売り切れてた。悩んだら買い。
通路の出口近くではなぜかマンボウが吊されてた。
このマンボウ、カッピカピに乾燥してた感があったんだけどこのあとどうなるんだろう。
ちなみに9時30分からマグロの解体ショーがあったらしく、その後解体された身のセリ、というかじゃんけんで買ったお客がその部位を買えるゲームが行われてました。
たしか中トロは2,000円。赤身は1,500円。見てないのですが中落ちが500円だったらしく、周りにいた全員がじゃんけんゲームに参加してたとか。
最後に見たすごいのが刺身用のヒラマサ。デカい。
3万円の刺身用ヒラマサ。こういうの寿司屋さんが買うのかな。デカい。とても食べ切れそうにない。
これが3万円のヒラマサのご尊顔だ!
とまあこんな感じでした。
とりあえず服も手も魚臭くなるのを覚悟しといた方がいいです。買って帰ったのはその日の夜に食べましたが、そちらはべつの記事にします。
あとこの日は隣にある市場会館で『平成25年度福岡市農林水産まつり』も開催されてました。
こっちは去年か一昨年もきたことあるのですが、福岡各地から野菜やら肉やら卵やら売りに来てて、安くて美味いです。
ポン菓子の無料配布や食育の人形劇、バルーンハウスなんかもあってこっちのイベントは子供にも大人気。
ほかは野菜の品評会もやってます。
これが優良賞の小松菜だ!
……サッパリ分からん。
福岡市農林水産まつりは年1回ですが、市民感謝デーは毎月第2土曜日開催なので気になる人は来月12月14日に行くといいですよ!