本日2月11日に福岡県久留米市城島町(じょうじままち)で行われた九州最大の酒蔵開きイベント、『第19回 城島酒蔵びらき』に行ってきました。
知らない方のために説明しますと、年の初めに吉日を選んでその年初めて蔵を開くことを“蔵開き”といいます。酒蔵開きはそのお酒バージョンです。ようするにお酒を呑むイベントです。
なかでも、城島酒蔵びらきは9つの酒蔵が協賛する九州最大の酒のイベントで、城島町がまるごとお祭りになっています。祭り好きなら一度は体験しておきたいレベルですよ。
福岡市内から向かうなら西鉄電車がオススメ
お酒のイベントなので付き合ってくれる下戸の友達がいないかぎり車ではいけません。なので、必然的に交通手段は電車となります。
福岡市内から向かう場合、西鉄福岡駅(天神)から西鉄電車に乗るか、博多駅からJR九州に乗る2つの選択肢があります。
鹿児島本線の沿線に自宅がある人はJRでしょうが、天神を経由される方は断然、西鉄電車がいいです。午前9時すぎに天神から西鉄電車に乗ったのですが、なんとイベントの日は普段は特急が止まらない三潴駅(みづまえき)に電車が止まるのです。
また、JRの場合最寄り駅は荒木駅なのですが、西鉄三潴駅の方がイベント会場や酒蔵にかなり近いです。乗り換えなし、近いと2つの意味でオトクです。
駅を降りたら3分で酒蔵
三潴駅で下車するとすぐ目の前にメイン会場への無料シャトルバスの案内が出ています。
その隣にはウォーキングコースの案内が出ています。
5キロとか歩いてられないのですが、じつはウォーキングコースだと三潴駅すぐそばにある酒蔵『杜の蔵(もりのくら)』に行けるんですね。
バスは城島町にある各酒蔵をめぐるコースも用意されているので、すぐメイン会場に行きたいということでなければこのウォーキングコースをオススメします。
杜の蔵に向かう途中で見つけた駐車場の看板。駅から徒歩1分の距離でおどろきの1ヶ月2,500円!(行きは人が多すぎて撮れなかったので撮影したのは帰り)
「安い! 借りた!」みたいなことを行ってたらすぐにつきました。杜の蔵です。
もはやここがメイン会場ではないかレベルの出店
出入り口、入って右になんか唐揚げ売ってたんですよ。唐揚げ。
これがめちゃくちゃ美味しそうで!
そのまま手羽先8本500円を注文してしまいましたよ……。アツアツカリカリで美味しかった。
ほかにも蔵の広場にはいろんな出店がありました。
パンの隣でイカ焼いてるし!
焼きおにぎりもあるし! 雑穀入りでおいしかった。
もちろんパンも買いました。
おなかすいてたんですよ!
あとから気付いたんですが、道路を挟んで向かい側のスペースでは熱燗(1杯200円)と焼き貝が売られていました。
焼きハマ! 焼きハマ!
貝と日本酒とか相性バツグンです。
日本酒スイーツがうますぎる
あとこれ1本の記事としてとりあげたいぐらいのスイーツなんですが、この酒蔵びらきの日だけ限定の和菓子、『杜の和らぎ』がめちゃくちゃ美味しいです。
日本酒の香りと雪見だいふくの皮のような食感。なかのジャムも甘酸っぱくてたまりません。試食を食べてすぐ買いました。
2個入り300円。3セットお買い上げ!
酒蔵に潜入!
そしていよいよ酒蔵に潜入です。通路のものすごく近くにタンクがあります。このなかには日本酒が! 日本酒が!
酒蔵のなかでは生酒がふるまわれてました。
さらに奥には精米したあとのお米が!
65%精米と50%精米を見比べても分からない……。
売り場&試飲に入ってからが本番
酒蔵はあんまり人が入っても困るようで、タンクの見学と生酒の試飲、精米の説明でおしまいです。本番は隣の倉庫に入ってから。