“日本一の炭酸泉”と呼ばれている高濃度の炭酸泉が楽しめる(なんと花王バブの12倍だそうです)、大分県竹田市の長湯温泉『ラムネ温泉』に8月中旬に行ってきました。名前のとおり、長湯できる温泉です。
なぜに温泉!? と思うかもしれませんが、ボク、けっこう温泉に行ってるんですよ。そのなかでもこのラムネ温泉には感動したのでいつか書こうと思って今1年半後ぐらいです。今年も行ってるんで想い出的には大丈夫なはず!
ラムネ温泉に着くと入り口でこんな可愛い看板がお出迎えしてくれます。
この温泉につかってる感がたまりませんね。すごい気持ちよさそう。ぶくぶくはもちろん炭酸の泡です。
建物の内部はモダンなテイスト。洋風建築のようですが、いたるところに和風チックな木のオブジェが置いてあります。
ここの受付で500円(3歳から小学生までの子どもは200円)を払ってから温泉に向かいます。1時間2,000円の家族風呂もありますが、カップルとかでないかぎり大浴場の方がオススメです。
お金を払ったら入り口の反対側にある通用口から外に出て温泉へ。
不思議なデザインの建物ですが、杉の木の表面を炭化させた“焼き杉”のあいだに漆喰(しっくい)を塗ってこの外観を表現しているそうです。設計は東京大学の藤森照信先生だとか。
ちなみに道の途中に飲用温泉が出ている場所があります。
ひしゃくとかはないのでガブ飲みで!
よく見るとすくった水のなかに小さな泡があるのが分かると思います。これぐらいシュワシュワなんです。
全身の毛という毛に泡がくっつく!
ここからいざ温泉! なのですが、さすがに大浴場にカメラは持ち込めないのでYouTubeにあった動画(どうやって撮った)からキャプチャした画像で紹介します。
温泉に入るとこんな感じで全身の毛という毛に炭酸の泡がくっつきます。そして湯船につかっているなかでいちばん毛が密集しているところがそりゃあもうえらいことになります。
あまりのシュワシュワっぷりに初めて入った人は楽しくなること間違いナシ。小学生男子なら大喜びのネタなんですが、残念なことに小学生男子がスパーキングすることはないんですよね。これは大人の遊びです。
肝心の温泉そのものですが、泉温は32度とかなりぬるいです。「こんなのに長時間つかってたら風邪を引く」と思うぐらいぬるいのですが、入っているうちにだんだん温かくなります。炭酸の成分が皮膚から吸収されて血管が拡張し、血流がよくなるのがその理由だとか。
その温かさが本当に気持ち良くていつまでも入ってたいぐらいです。常連と思われるおじいちゃんは本を持ち込んで読んでました。今度からボクも本を持って行こうと思いましたね、マジで。
普段はあまり長風呂をしないのですが、このラムネ温泉だけは1時間近く入っていられます。
そしてお風呂あがりにはラムネ。
パーフェクトです。
お土産コーナーではラムネ温泉のあのロゴが入った小袋やバスタオルが売ってます。
もちろん買いました。
ちなみにこのロゴ、なんとゲーム『MOTHER』のキャラクターデザインを担当したイラストレーターの南伸坊さんによるデザインだそうです。
どうりでボクのココロをくすぐるわけです。
ラムネ温泉は大分県のほぼ真ん中と車がないとアクセスしにくい場所にありますが、当たりの温泉なので九州旅行に行くときはぜひ立ち寄ってみてください。宿泊もできます。
ラムネ温泉の場所はこちら。