財布を落としたけど紛失防止トラッカー『Eufy Security SmartTrack Card』を入れてたので回収できた話(お金は盗まれた)

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 久々のブログ更新です。財布を落としたけど紛失防止トラッカーの『Eufy Security SmartTrack Card』を入れてたので、その後、財布を回収できたという話です。しかし、もう『Eufy Security SmartTrack Card』単体では使わないと思うので理由も解説します。

目次

約10分の間に財布を落として盗まれる

 今日はお昼ご飯を食べに外出しました。そこでPayPayで支払ってレシートを財布に入れました。その後、お肉屋さんに移動してお肉を買って、こちらもPayPayで支払いレシートを財布に入れようとした時に、肝心の財布がないことに気づきました。

 つまりご飯屋さんからお肉屋さんまでの道のりのあいだで、財布を落としています。お肉の受け取り時間を考えると、その間、10分ほどです。

 移動は車だったので、落としたのはご飯屋さんの駐車場かお肉屋さんの前だと思われます。

 財布がないことに気づき、すぐにiPhoneの「探す」から場所を探したのですが、「近くにある」と表示されるだけで正確な場所は把握できませんでした。入れていたのは『AirTag』ではなく、『Eufy Security SmartTrack Card』だったからです。

 この『Eufy Security SmartTrack Card』にはU1チップが搭載されていないため、UWB(超広帯域無線通信規格)を使ってトラッカーの正確な位置を探すことができません。

 「財布はどこだ?」と探しているうちにボクの財布は道路を移動し始めたので、慌てて車で追いかけました。

移動中のトラッカーの追跡は正確ではない

 車で追いかけているうちに、トラッカーに追いつくことができました。「探す」アプリ上では、自分が持っていることになっています。

 おそらく目の前にいる3台の車のうちのどれかだろう、と当たりをつけて追跡していたのですが、信号で二手に分かれてしまいました。

 とりあえず右手に曲がった車の方を選んだところ、なんと財布は位置を一瞬でワープして少し離れた場所にあるイオンにあることになっていました。

 イオンとは1km以上離れています。「探す」アプリ上ではリアルタイムで自分が持っていることになっていたのに、1km離れてようやく位置が修正されたのです。

 このことから、トラッカーはそれほど正確ではないと考えられます。

「サウンドを再生」では見つけられないし、リスクもある

 慌てて今度はイオンに向かい、店内に入ると再度トラッカーに接続することができたため、おそらくはトイレでお金を抜き取っているだろうと当たりをつけてそのあたりでサウンドを再生したのですが、全く聞こえません。

 接続できたあたりを中心に移動して繋がらない場所を探し、その中間地点はこのあたりだろうと当たりをつけて何度も音を鳴らすのですが、周りがうるさすぎて一切聞こえません。

 おそらくは財布を盗んだ犯人にも聞こえていなかったものだと思われます。その時点で聞こえていれば、トラッカーを壊されていたでしょう。

 いま考えればリスクがある行動でしたが、そのときは「いま鳴らすしかない」と思っていました。

警察に通報するも見つからないので遺失届を出すことに

 イオンに移動しているあいだに警察を呼んでいました。トラッカーの反応があるあたりの人に警察の方に声をかけてもらいました。テナントのなかに一緒に入って音を鳴らしてもやはり聞こえず、そのあたりにあるということがわかるだけでした。

 結局、財布は見つかることなく交番に行って遺失届を出しました。そうこうしていると、財布はさらに移動を始め、なぜか遠くの方にある駅前のマンション付近にあるところまでは確認できました。

 「ここに住んでいる人が盗んだのかな?」と思いましたが、なんと、1時間ほど経過してまたもや動き始めたのです。そのままゴミに出すと思っていたので、再び動き出したのは意外でした。

財布、人気のない場所で捨てられる

 その後、財布は川沿いを走り始め、そこから動かなくなりました。

 家のそばだったので、その家の人が犯人か、もしくは捨てられているのだろうと思って川沿いまで探しに行ってみると、道端に財布が落ちているのを見つけました。

 正確には暗すぎて全くどこにあるのか分からなかったので、「サウンドを再生」で音を鳴らしてみたところ音が聞こえたため、道路脇に落ちている財布を見つけられたという流れです。

 財布の中のお金は小銭まで含めて全て抜き取られていました。金額にすると約4万円です。

 クレジットカードやキャッシュカード、免許証、保険証、マイナンバーカードは無事でした。

 ただ、イオンで確保することができなかった時点でカード類は全て止めてしまったので、見つかったところであまり意味はありません。

 20年以上も愛用している財布が見つかったのと、免許証やマイナンバーカードを再発行せずに済んだのは良かったと思います。不幸中の幸いでした。

『AirTag』だったら見つけられたかもしれないという気持ち

 今回の記事は『Eufy Security SmartTrack Card』のおかげで落とした財布を回収できたという話ですが、個人的には「『AirTag』だったら見つけられたのでは?」という気持ちが拭えません。

 『AirTag』はU1チップが搭載されており、これにより『AirTag』が自分のiPhoneからどの方向、どの距離にあるかが分かります(iPhone 12以降)。

 財布を拾った犯人はなぜかわかりませんが、イオンの店内で1時間以上滞在していました。『AirTag』だった場合、おそらくはイオン店内で発見できたと思います。

 これは単純に「そう期待してしまっているから」そう思うのでしょうが、どうしても「『AirTag』だったらなぁ……」と考えてしまうため、次からは小銭入れに『AirTag』を忍ばせておくことにします。

『Eufy Security SmartTrack Card』がなければ財布は見つからなかった

 一方で、『Eufy Security SmartTrack Card』がなければ財布を見つけることはできなかったでしょう。

 仮にイオンで捕まえることができなかった場合、『AirTag』は有名なので、犯人も知っている可能性があります。

 その場合は小銭入れから『AirTag』だけが捨てられてしまい、財布も回収できなかった恐れがあります。実際、小銭入れのなかの小銭も全部なくなっていました。

 そう考えると『Eufy Security SmartTrack Card』を入れていて良かったと思います。

 今回財布を見つけられたのは、カード類などには一切手をつけられてなかった結果だと思うので、『Eufy Security SmartTrack Card』と『AirTag』の両方を入れておけば、『AirTag』が捨てられたとしても『Eufy Security SmartTrack Card』の方で捨てられた財布を見つける、ということをほかの人も期待できるかもしれません。

 1番は財布を落とさないようにすることですが、チェーンを付けられるタイプでもないため、どうしたものかと悩んでいます。

 とりあえずいまから財布の小銭入れに『AirTag』を入れます。皆さんも入れた方がいいです。マジで。

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この記事を書いた人

猫が好き。福岡でライターやって生きてます。
お仕事のご相談は digimaganet@gmail.com まで。
いつもTwitter(@digimaga)に生息しています。

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