「液晶ディスプレイは角度をつけると人間工学的に良い」というプレゼンを以前どこかで見ました(たしかDeNAかDMMの『SlideShare』だったと思うけど、履歴が見つからなかった)。
そこで長期間(たぶん1年以上)にわたって角度をつけて仕事してたんですが、たしかに肩こりの頻度が減ったなと思うので同じようなデスクワーカーに共有するべく書きます。
昔はほぼ垂直だった
まずは昔の角度の話します。
これは2018年に書いたモニターアーム『FLEMOデスクマウントアーム デュアル』のレビュー記事に掲載していた写真です。
見てのとおりほぼ垂直の状態で使っていました。当時はこれで問題ないと思っていました。
「嘘っ!?」というくらい角度をつける
そしてこちらが現在の作業環境です。
前から見てもわかるくらい角度をつけています。
横から見るとこんな感じ。
上の液晶ディスプレイは、下よりも角度をつけています。
これがめちゃくちゃ見やすくなるのでマジでおすすめです。なぜ今まで角度をつけなかったんだと後悔するレベル(当時はモニターアームがクランプ式で、変更がめんどくさかったのが大きいと思う)。
横2枚より縦2枚の方が首が疲れにくい
一番大きな変化は、デュアルディスプレイ環境が横2枚から縦2枚になっているところです(隣のでっかい液晶ディスプレイ『BenQ EL2870U』はゲーム用です)。
あのですね。首を横に振るより、視線を上に上げるだけの方が疲れにくいです。
デメリットとしては、上に設置してある液晶ディスプレイの下半分くらいしか使えないことです。
上半分まで使おうとすると、首を上げる必要があります。
ただこれは横2枚のときも同じです。真正面に置いてないモニターの方をしっかり見るときは、首を横に振らないといけません。
なるべく首を動かさない方が疲れないため、横2枚から縦2枚にしました。
たぶん目がよければもっと液晶ディスプレイとの距離を取って縦2枚どころか縦横2枚、合計4枚なんてこともできたんでしょうが、視力が低いのでこれ以上増やすのは厳しいです。
というわけでデュアルディスプレイ環境で肩こりに悩んでいる人は、騙されたと思って角度つけをやってみてください。
肩こりはすぐ実感できなくても、見やすさは断然違います。ただ、角度をつけるのは純正スタンドだと難しいことが多いので、個人的にはガススプリング式モニターアームの利用をおすすめします。