自転車でのイヤホンが条例で禁止されたことは有名ですが、それでも通勤・通学・ロングライド時に“音楽を楽しみたい”ですよね? そんな人にはiPhoneと無線スピーカー『ロジクール ミニ ブームボックス』を組み合わせた方法がオススメです。
じつは先日、ロジクールさんから「ロジクール ミニ ブームボックスのブロガーらしい使い方を記事にして欲しい」との依頼を受けまして、悩んだ末に自転車で音楽を聴くのにピッタリなんじゃないかとひらめきました。
というのもボク、自転車用のスピーカーを買っては試し買っては試ししてるんですね。
商品名は出せませんがこれまで使ったスピーカーはどれもiPhoneとの接続が有線で、乗り降り時の取り外しが意外とめんどくさいんです。たまにコードが引っかかったりするのも危ないですしね。
でも、このロジクール ミニ ブームボックスならBluetoothを使った無線通信なのでイヤホンジャックからコードを外す、なんてことをしなくてすみます。
てなわけで実際にハンドルバーにマウントして軽く1時間ほど走ってきました。
モバイルホルダーを使って自転車にマウントしよう!
スピーカーのマウントにはサンワダイレクトの自転車用モバイルホルダーを使いました。いつもはiPhoneをつけているのですがスピーカーも挟めるもんですねぇ。
悪路などの震動で落ちたりするのが心配という人は100円ショップで売っている髪ゴムを固定に使うのも良いと思います。
こういうのけっこう便利です。
マウント用のホルダーは各メーカーから発売されているので、試してみたい人は今持っているのを使うなり新しく買うなり自由にすると良いですよ。
車がうるさい場所でも音量十分!
ロジクール ミニ ブームボックスは内部に3W×2個の計6Wのスピーカーを搭載しています。数値のうえでは小さく思えるかもしれませんが聴けば分かります。けっこうパワフルです。
また、iPhoneの音量とスピーカーの音量が非同期なので、iPhoneの音量を最大かつスピーカーの音量も最大にするとかなりうるさくなります。もちろんそんな音は周りの迷惑なので流したりはしませんが、やや大きめにすると車の往来が激しい道路でも音楽を楽しむには十分な音量を確保できます。
音を自分の方向に向けられるので恥ずかしくない!
ボクと同じように自転車用スピーカーを使っている人は多いと思いますが、一番気になるのって音漏れですよね。まあスピーカーなんで音漏れどころかダダ漏れなんですが、赤信号で止まったときに歩道の歩行者に振り返られると何気に恥ずかしいです。
でも、このロジクール ミニ ブームボックスならスピーカーが向いている方向に音が集中するので、マウントを自分の方に向けておけば歩道まで音が漏れません。しかもiPhoneをいじらず直接スピーカーから音量の調整や一時停止・再生を操作できるので、最悪の場合は音楽を止めてしまえばOKです。
気になるのは走行中の震動による故障ですが、ムービングパーツを使ってないため縦横の震動に強いらしく、実際に走っているあいだも音飛びなどなく快適そのものでした。
走りながらでも電話を取れる!
さらにロジクール ミニ ブームボックスの良いところとして、走行中でも電話が取れるという点があります。マイクを内蔵しているので音楽再生中に電話がかかってきてもそのまま取って喋れてしまいます。実際に走行中に電話がかかってきたのでスピーカーのボタンを押すと電話はバッチリ取れました。
ただ、大きな国道を走行中だったためか相手の声は聞こえるんですが、こちらの声はあんまり届かなかったらしく結局かけ直しになったんですけどね……。
まあ田舎道なら大丈夫ということで、ええ。
スピーカーは連続10時間再生可能!
最後にロジクール ミニ ブームボックスのスペックですが、本体サイズは115.5(幅)×71.2(奥行き)×57.5(高さ)ミリ。重さは230グラム。カラーはブラック、レッド、ホワイトの3種類。ご覧のとおり『リボルテック ダンボー・ミニ』ぐらいコンパクトで、ポケットに入るサイズです。
連続再生時間は最大10時間。10時間あれば100キロコースでも行き帰り余裕で持ちます。充電もUSBなのでモバイルブースターなどから給電しても良いですね。フル充電にはUSBからの充電で約4時間だそうです。
気になる価格はロジクールオンラインストアで5,980円。ただしAmazonならそれより1,000円下がって4,800円前後で購入できます。メーカー保証期間は1年間となっています。
ロジクールと言えばマウス屋さんのイメージが強いですが、オーストラリアやヨーロッパではオーディオブランドとして認識されているそうです。なのでマウスを愛用している人はロジクールのオーディオも試してみると面白そうですよ。
ロジクール ミニ ブームボックス – YouTube