『ENNE ZERO』第3次先行販売予約を実施。14インチは199,000円(税抜)、16インチは229,000円(税抜)

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屋外の石畳に置かれた白い折りたたみ式電動自転車。車体にENNEの文字

株式会社ENNEは10月30日、特定小型原動機付自転車『ENNE ZERO』の第3次先行販売予約を実施していると発表しました。あわせて、『ENNE T350Pro』を『ENNE T600GR』仕様にする専用キットの特価セールと、『ENNE専用配線コードカバー』の販売を案内しています。コードカバーの販売は11月2日からです。

『ENNE ZERO』は、アクセルとペダルのどちらでも走行できる特定小型原付です。ペダルは発電用ではなく、人がペダルをこぐ力をそのまま車輪の駆動に使う走行用の機構として設計されているとのことです。

目次

『ENNE ZERO』の価格と購入方法

第3次先行販売予約の価格は、14インチが199,000円(税抜)、16インチが229,000円(税抜)です。納期は2026年11月です。同社は、この価格を通常販売前の最後の割引価格としています。

予約は公式販売ショップで受け付けています。

『ENNE ZERO』の仕様

最高速度は20km/hで、アシスト比率は5段階で切り替えられます。組み立て時のサイズは1360×570×1040mm、折り畳み時は750×500×600mmです。重量は22kg、タイヤサイズは14×1.95インチ、車体の最大荷重は150kgで、適用身長は140〜210cmです。

定格出力は600W、瞬間最大電力は1500Wです。バッテリーはPanasonic等の48V10.5Ahで、フレーム素材はアルミニウム合金です。防水レベルはIP54、ブレーキはディスクブレーキ、灯火類はLEDです。対応地形は都市と山地です。

航続距離は、アクセル走行時が50km、自転車走行時が142km〜無限大と記載されています。ただし、体重や道路状況などで変動するため、保証されるものではありません。

車体色は、サンドロック、スノーホワイト、ワーロック、デスティニーの4色です。フレームは『ENNE T600GR』のX303フレームをベースにしています。コントローラーは3kW級電動バイクに匹敵する性能を備え、独自の「ZEROシステム」に対応するとのことです。

ペダル駆動と速度制御の仕組み

特定小型原付は20km/hを超えて走行できません。走行用ペダルを持つ駆動系でこの上限を守るため、『ENNE ZERO』は20km/h上限制御を支える技術としてダイナミックブレーキを採用しています。電磁ブレーキの一種で、人力による駆動がくわわる車両の速度管理を、制動側の制御まで含めて行う設計です。

ENNE ZEROの黒い折りたたみ電動自転車の後方斜めからの外観

制御を担当するのは、『ENNE ZERO』システム搭載のAIです。車速、ペダル回転、走行状態、電源状態をまとめて判断し、20km/h上限の維持に必要な制御量を演算して、ダイナミックブレーキの介入量を調整します。電源オフ時には、走行検知を起点にウェイクアップ機能が起動し、必要なシステムを立ち上げます。

発表元は、この構成によって特定小型原付の課題とされる登坂能力、航続距離、電欠時の走行を解決したとしています。バッテリー残量が少ないときでもペダルで移動を続けられるとのことです。電動アシスト自転車の代替としての利用も想定しているそうです。

ENNE ZEROの白いフレームにENNEロゴ。ブーツの足がペダル付近に乗る

「1:5アシスト」は、人力1に対して5相当のアシスト感を目指す開発構想です。制御チューニングの方向性にあたり、最終仕様は今後の開発・試験により決まります。

自転車の荷台に固定されたSONY製タブレットに波形が表示された画面

製品版の変更点と保証

試作機から製品版への変更点は3つです。リアキャリア下のボックスがスタイリッシュになること、スロットルが親指スロットルになること、最高速度灯がよりスタイリッシュになることです。掲載されている写真のリアボックスは試作機仕様で、製品版ではウェーブフィンデザインを採用する予定です。

ビル前の歩道に置かれた黒いENNE ZEROの折りたたみ電動自転車

専用設計の前かごも販売予定です。『ENNE ZERO』のデリバリーのタイミングで、公式ショップに公開されます。

ENNE ZERO用前かごを前方・側面・上方から見た黒い金属製かごのレンダリング

「安心保証」は標準で付帯し、追加料金のオプションではなく、すべての購入者が対象です。フレームは2年、バッテリー・モーター・電装部品などは1年の保証です。品質に起因する不具合は、部品代、修理工賃、本体の往復送料が無償となります。

ENNE ZEROの製品保証の強化を示す告知。白い折りたたみ電動モビリティと保証カード

簡単に交換できる部品は無償で送付されます。修理は写真や動画で事前に相談する形です。

利用時の注意

運転できるのは16歳以上で、免許は不要です。走行時は自賠責保険の書類を携帯する必要があります。ヘルメットの着用は努力義務で、道路交通法その他の関係法令に従って利用する必要があります。

16インチ車は、駐輪ラックの形状によっては、ディスクブレーキ、スタンド、配線などが干渉して使用できない場合があります。

蓄電池は基本的にPanasonic製セルを採用する予定です。原料確保の都合により、同等性能の他社製品(LG、Samsungほか)を使う場合があります。

ENNE ZEROを紹介する動画

YouTubeでは、『ENNE ZERO』を取り上げたレビュー動画が公開されています。

バッテリー切れでの走行とダイナミックブレーキを検証する動画

ペダルで漕げる特定小型原付としてENNE ZEROを紹介する動画

ENNE T600GR化パワーアップキットの特価セール

『ENNE T350Pro』を『ENNE T600GR』仕様にする専用キットが、在庫限りの特別価格で販売されています。通常価格は50,000円で、特別価格は25,000円(税込)です。

キットの内容は、高電流対応コントローラー1個とハイパートルク600Wモーター1個です。コントローラーとモーターを差し替える構造で、加速性能と登坂能力が向上するとのことです。購入を希望する場合は、info@ennegt.comへメールで連絡する必要があります。

取り付けに必要な工具は、2.5mmの六角レンチ、5mmの六角レンチ、18mmのスパナです。

後輪モーターの交換では、まず結束バンドを切ってコントローラーとのコネクターを外します。次に後輪ブレーキキャリパーを取り外し、後輪モーターの固定ナットを緩めて、スタンド、後輪モーターの順に外します。新しい600W後輪モーターとスタンドを取り付けて固定ナットを締め、キャリパーを元に戻します。

コントローラーの交換では、車体を折りたたんでバッテリー口と電源接続部を上向きにします。電源接続部の固定ネジとすべてのコネクターを外し、新しいコントローラーをセットしてコネクターを接続します。バッテリー接続部を戻してネジで固定し、コントローラー配線とモーター配線を接続します。

最後に、すべてのナットとネジが確実に締まっているかを自分で確認する必要があります。ブレーキの効きや動作も調整し、安全性を確認したうえで使用する必要があります。

600W化キット取り付け動画

ENNE専用配線コードカバー

『ENNE専用配線コードカバー』は、11月2日から販売されます。『ENNE ZERO』をはじめとするENNE全車種に対応するカスタムアクセサリーです。

車体のケーブルや配線類をまとめ、外部からの擦れやダメージを防ぎます。ケーブル類の保護、断線や擦れの防止、外観のドレスアップが特徴です。

屋外の石畳に置かれた白い折りたたみ式電動自転車。車体にENNEの文字

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