
ASUS JAPAN株式会社は10月29日、ゲーミングブランドRepublic of Gamers(以下 ROG)の次世代無線規格WiFi 8対応ゲーミングルーター『ROG Rapture GT-BN98』を発表しました。販売は10月30日からAmazon限定です。
『ROG Rapture GT-BN98』は、2.6GHzクアッドコアCPUと8本の外部アンテナを搭載します。ゲーム高速化機能「AI Game Boost」と、10Gbpsポート2基を備えます。ゲーミングルーターとして世界初とのことです。これは2026年9月時点で、同社が世界各国の主要WiFiルーターメーカーの公式Webサイトや製品情報を対象に行ったWeb調査に基づきます。
ゲーム通信を最適化するAI Game Boost
「AI Game Boost」は、端末からサーバーまでの通信を3段階で最適化する機能です。
1段階目のデバイス最適化は、有線・無線・ゲーミングポートに接続されたゲーム機器を自動検出し、優先して処理します。2段階目の「Adaptive QoE」は、回線状況とアプリの要求に応じて帯域を動的に割り当てます。3段階目の「GTNet」は、ゲームサーバーまでの最速経路を選びます。
同社によると、この機能で遅延を最大34%低減できるとのことです。
無線とポートの仕様
無線は2.4GHz・5GHz×2・6GHzのクアッドバンドで、各帯域4×4の計16ストリームです。6GHz帯は320MHz幅と4096-QAMにより、最大11,529Mbps(理論値)の通信に対応します。WiFi 8(ドラフト)に準拠しています。
有線ポートは、10Gbps WAN/LANポートと、設定不要でゲーム通信を優先する10Gbpsゲーミングポートです。2.5Gbpsポートも4基あり、内訳はWAN/LAN×1とLAN×3です。


2本の回線を束ねる最大20Gbpsのリンクアグリゲーション、マルチWANの自動検出、VLANによるネットワーク分離にも対応します。

冷却設計と管理・セキュリティ機能
冷却面では、最大30%厚みを増したアルミトッププレート、強化したナノカーボン層、通気性を高める脚部デザインを採用しています。長時間の高負荷時でも安定したパフォーマンスを維持できるとのことです。筐体は内部構造が見える半透明シャーシです。


セキュリティ機能「AiProtection」は、悪質サイトのブロックと双方向IPSにくわえ、広告・トラッカーのブロックにも対応します。
管理機能として、接続端末ごとの通信量を一覧できる「Client Insight」と、干渉の発生履歴を24時間記録する「WiFi Insight」を搭載します。IoT機器用、子ども用、VPN用などのネットワークを簡単に作成できる「Guest Network Pro」も備えます。
WiFi 8機能の利用条件
『ROG Rapture GT-BN98』は日本の電波法に基づく技術基準適合証明(技適)を取得しており、国内で認められた周波数・出力の範囲内で動作します。
WiFi 8の一部機能は、今後のファームウェアアップデートで対応する予定です。Wi-Fi 8の機能のうち、現時点で国内法令上利用が認められていない機能は、日本国内では利用できません。今後の法令整備に伴う機能追加・変更もファームウェアアップデートで対応する予定ですが、すべての機能への対応は保証されません。
IEEE 802.11bn(Wi-Fi 8)は現在策定中の規格です。『ROG Rapture GT-BN98』は策定段階のドラフト仕様に基づいて設計されており、最終規格との完全な互換性は保証されません。最終規格への対応もファームウェアアップデートで予定していますが、一部の機能に対応できない場合があります。
Wi-Fi 8の機能を最大限に活用するには、Wi-Fi 8に対応したルーターとクライアント端末が必要です。
販売情報
発売日は10月30日で、販売チャネルはAmazon限定です。
