『Keeper』ブラウザ拡張機能にフィッシング対策機能を追加。初期設定は無効

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Keeper Security APAC株式会社は10月23日、偽のログインページで認証情報を入力する前にユーザーへ警告する「フィッシング対策」機能を、『Keeper』ブラウザ拡張機能に追加したと発表しました。『Keeper』ブラウザ拡張機能のバージョン18.2.0で提供されています。

この機能は、ゼロ知識アーキテクチャに基づくローカルAIエンジンを搭載し、類似ドメインや偽装サイト、ブランドのなりすましをブラウザ内で検知します。機械学習モデルはユーザーの端末内で実行され、ウェブサイトを解析します。ユーザーのデータを外部に共有せずに処理を完結するとのことです。

Keeperのロゴと「プレスリリース」の文字

Keeper Security CTO兼共同創業者のクレイグ・ルーリーさんは「当社は、お客様の秘密鍵を用い、すべての処理を端末内で完結させるAIエンジンを設計しました」と述べています。

目次

検知の対象と警告画面

ローカルAIエンジンは、ユーザーがアクセスしたウェブページを自動的に解析します。認証情報の窃取を目的とするサイトに共通する構造上の特徴を検出する仕組みです。

検出する特徴は3つあります。1つ目はドメインのなりすましで、正規ドメインに似せた文字列(タイポスクワッティング)や、公式ではないドメイン上でのブランド名の使用が対象です。2つ目は接続先情報の隠蔽で、URLに隠されたログイン情報、疑わしいIPアドレス、不審なリンク構造が対象です。3つ目は不審な入力要求で、非公式または信頼性の低いサイトでのパスワード入力の要求が対象です。

不審なウェブサイトを検知すると、認証情報の窃取リスクと検知した脅威のパターンがユーザーに通知されます。警告画面では、検知した脅威の詳細を確認できます。『Keeper』の無効化や警告を閉じる操作にも対応します。

組織の管理者や個人ユーザーは、ブロック済みサイト一覧からいつでもアクセスの復元や自動入力の再有効化ができます。

初期設定は無効で、管理者による一括適用に対応

この機能は、初期設定では無効です(オプトイン方式)。有効にするには設定を変更する必要があります。

IT管理者は『Keeper』管理コンソールから、組織全体への一括適用と集中管理ができます。エンドユーザー個人の端末でも、設定変更やブロック解除が可能です。

Keeperのロゴと「プレスリリース」の文字

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