
Hi3Dは10月23日、AI 3Dモデル『Hi3D V1.0』(旧称:Sparc3D)のオープンソース化を発表しました。ソースコードとモデルウェイトはオンラインで公開されており、開発者、研究者、企業が利用できます。Hi3D公式サイトでは、3Dモデルを無料で生成できます。
公開内容と主な特徴
『Hi3D V1.0』は、画像などから3Dモデルを生成するAI 3Dモデルです。オープンソース化に先立ち、学習データセットを拡充しました。厳選された3Dアセットの学習データは、約50万件から200万件に増えています。
形状の再構築は段階的に行い、最大1536³の実効スパースグリッド解像度に対応します。微細な形状の保持と、複数の視点にわたる幾何学的な一貫性を重視した設計とのことです。
同社は、公表された評価でマルチビューの再現性とディテールの豊かさについて最高スコアを獲得し、スライス成功率は90%に達したとのことです。

ソースコードやモデルウェイトの入手先と試用ページは、次のとおりです。
- GitHub:https://github.com/hi3d-official/Hi3Dv1.0
- ライブデモ:https://huggingface.co/spaces/ilcve21/Sparc3D
- Hugging Face:https://huggingface.co/hi3d-official/Hi3Dv1.0
活用分野とライセンス条件
活用分野には、3Dプリンティング、製品開発・EC、工業デザイン、VR/AR/XR、アニメーション・映像制作などが含まれます。


企業や開発者は、適用されるライセンス条件に従って、プライベート環境へのデプロイや既存ワークフローへのモデルの統合ができます。特定の用途に特化した製品やサービスの開発も進められます。
商用モデル『Hi3D V3.0』と3Dエージェント
同社は自社開発モデルとして、2048³のボクセル解像度を備えた商用AI 3Dモデル『Hi3D V3.0』も展開しています。

あわせて、クリエイター向けの3Dエージェント『Hi3D Agent』と、Hi3D MCP連携も提供しています。『Hi3D Agent』は、大規模言語モデル(LLM)の推論能力とツール活用能力を、同社独自の3Dモデルと組み合わせたものです。Hi3D MCP連携を使うと、外部のエージェントやアプリケーションからもHi3Dの機能を利用できます。

今回のオープンソース化にあわせて、同社はクレジット消費量を50%以上削減することも発表しました。
