日本HPは10月15日、NVIDIA RTX Spark™を搭載した16インチ型のAI PC『HP OmniBook Ultra 16 AI PC』を発表しました。エクストリームプラスモデルは10月29日、ほかの2モデルは11月以降に受注を開始する予定です。
『HP OmniBook Ultra 16 AI PC』は、クリエイター、開発者、起業家、ゲーマー、高度なAI活用を求めるユーザー向けのWindows PCです。ローカルで動作するインテリジェントアシスタントや、オープンソースツールを含むAIアプリケーションの利用を想定しています。

搭載するNVIDIA RTX Sparkは、パーソナルAIエージェント、高度なコンテンツ制作、ゲーミングを一つにまとめたプラットフォームです。NVIDIAのフルスタックAIプラットフォームとRTXテクノロジーを、薄型ノートPCやコンパクトなデスクトップPCで使えるようにするとのことです。
薄さと冷却構造
同社は、RTX Sparkを搭載したノートPCとして世界最薄だとしています。比較対象は、2026年6月時点の公開情報と同社の社内分析に基づく、主要メーカーの16インチディスプレイ搭載Windows on Armコンシューマー向けノートPCのうち、熱設計電力(TDP)が45Wを超える製品です。
薄さは、本体背面の高さ約15.7mmに基づきます。背面の高さは筐体底面カバーのテーパー部分が終わる背面端付近で測定されており、ゴム足への移行部分とヒンジキャップは含まれません。
冷却には、同社のコンシューマー向け製品として初めてタワーヒンジとトランクアーキテクチャーを採用したとのことです。大型ヒートパイプと2基の超薄型ファンを組み合わせています。
AI処理向けの構成
AIアプリケーションの開発やエージェント型AIワークフローの検証などに向けて、最大128GBのユニファイドメモリと最大1ペタフロップのFP4 AI性能を備えた構成を用意しています。オープンソースやオープンウェイトを含む、より大規模なモデルの実行に対応するとのことです。
ディスプレイとスピーカー
ディスプレイは、VESA DisplayHDR™ True Black 1000認証を取得した16インチ3K OLEDです。音声出力には、スマートアンプで駆動する4基のスピーカーを搭載しています。
バッテリーと充電
バッテリー容量は99Whです。同社の連続FHD動画再生テストでは、最大17時間の駆動を記録しました。条件は、解像度1080p(1920×1080)、輝度200ニト、プレーヤーのオーディオレベル100%、ローカルストレージからのフルスクリーン再生、ワイヤレス機能オンで未接続の状態です。
実際のバッテリー駆動時間は構成によって異なります。最大容量は、時間の経過や使用状況に伴って自然に低下します。
急速充電にも対応しています。システムを「シャットダウン」コマンドで電源オフにした状態で、付属のHP製アダプターか仕様に記載された推奨電源アダプターを使うと、30分以内に最大50%まで充電できます。
価格と受注開始日
価格は3モデルとも税込・送料別の同社希望販売価格です。エクストリームプラスモデルは10月29日、エクストリームモデルとエクストリームプロモデルは11月以降に受注を開始する予定です。
| 製品名 | 希望販売価格(税込、送料別) | 受注開始日 |
|---|---|---|
| エクストリームプラスモデル(64GBメモリ、1TB SSD) | 796,400円から | 10月29日 |
| エクストリームモデル(32GBメモリ、1TB SSD) | 596,200円から | 11月以降 |
| エクストリームプロモデル(128GBメモリ、2TB SSD) | 1,294,700円から | 11月以降 |
製品の詳細は、同社の製品ページで案内されています。
