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ビー・アンド・プラス、非接触充電製品を最大6kWへ拡充。HzIとの提携で3kW・6kW帯を追加

新製品である3kWおよび6kWクラスの非接触充電システム

株式会社ビー・アンド・プラス(B&PLUS)は2026年8月12日、非接触充電製品のラインアップを拡充し、30Wから最大6kWまで対応する製品展開を開始すると発表しました。

これまで、自社開発の30W~2kWの非接触充電製品が、FA設備や産業機器、AGV・AMRなど、さまざまな用途に提供されてきました。今回、ワイヤレス給電技術を持つShenzhen Hertz Innovations Technology Co., Ltd.(HzI)との戦略的パートナーシップが締結され、3kW・6kWクラスの高出力製品が新たにラインナップへくわわります。

B&PLUSの非接触充電製品のラインアップ(30W~2kW)の比較画像

非接触充電がもたらす自動化のメリット

非接触充電は、給電側と受電側を物理的に接続せずに電力を供給できる方式です。コネクタや接点の摩耗・破損を抑えられるほか、充電作業の自動化や機器の可動性向上につながります。

AGV・AMRなどの自動搬送機器では、充電のために人がケーブルを接続する作業を減らし、設備の自動運用につなげられます。近年はAGV・AMRの大型化やバッテリー容量の増加、産業設備の電動化が進んでおり、高出力の非接触充電に対するニーズが高まっているとのことです。

従来の充電ドッグ方式と非接触充電方式の比較図

3kW・6kWクラスの特徴とラインアップ

今回新たにくわわるのは、3kWおよび6kWクラスの非接触充電製品です。3kWモデルは、高出力でありながら小型・薄型設計を実現していることが特徴です。6kWモデルは、一体型の構成で充電側を小型化している点が特徴となっています。

製品ラインナップは出力帯によって主な用途が分かれます。

出力帯主な用途
30W~数百W電動モビリティ、小型搬送機器
600W~2kWAGV、AMR
3kW~6kWAGF、大型搬送機器

用途は一例です。実際の適用については、使用条件・要求仕様に応じた確認が必要とのことです。

3kWクラスの製品としては、大型AGV・AMRの充電時間短縮と自動運用に対応する『RCSH3000』が近日発売される予定です。

【3kWワイヤレス充電】停まるだけで充電開始|AGV・AMR・フォークリフト等に RCSH3000

6kWクラスの製品としては、電動フォークリフト・大型AGV・特殊EV車両向けの『RCSH6000』が開発されています。

【最大6kW】電動フォークリフト・大型AGV向けワイヤレス充電システム「RCSH6000」

サンプル提供と供給スケジュール

3kWモデルは、サンプル提供が開始されています。6kWモデルについても、順次提供が開始される予定です。量産開始後は、標準納期約2か月での供給が予定されています。

高出力の非接触充電を導入する際には、必要な電力にくわえ、設置条件や製品選定、量産時の納期・供給体制など、検討すべき点が複数あります。

今後の展開

今後は3kW以下の製品についても小型化・薄型化・高性能化を進め、設備内の限られたスペースに組み込みたいというニーズに応える方針とのことです。製品サイズや設置性の改善によって、これまで設置スペースなどの制約から導入が難しかった機器にも選択肢を広げていくとしています。

自社製品とHzIの製品を組み合わせ、30Wから6kWまで幅広い非接触充電ソリューションを提供していくとのことです。今後はAGV・AMR、モバイルロボット、自動化設備などへの展開を進めるとともに、より多くの機器に非接触充電を組み込める製品開発にも取り組み、普及を目指すとしています。

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