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Lofree、分割スペースバーでJIS配列対応の静音メカニカルキーボード『Flow Lite JIS』予約開始

 三陽合同会社は6月28日、Lofreeブランドの日本語配列対応ロープロファイルメカニカルキーボード『Flow Lite JIS』の予約販売を開始したと発表しました。「ビックカメラ.com」、「ヨドバシ・ドット・コム」、「Lofree Japan」で予約を受け付けています。

 『Flow Lite JIS』は、5月に東京で開催されたブランド初の海外イベント「Lofree Talk & Meet 2025 Japan」で詳細が公開された製品です。同社によると、ユーザーからの多くの要望に応えてJIS配列に対応し、オフィスでの使用も可能な静音性を実現したとのことです。

分割スペースバーと静音スイッチを新採用

 新製品は人気の『Flow Lite』英語配列版のデザインとタイピング性能を継承しつつ、日本市場向けの改良を加えたモデルです。

 主な新機能として、キーボード専門メディア「Greenkeys」の河村亮介氏監修による分割スペースバーが採用されています。

 公式Xアカウントのアンケートでは約72%のユーザーが「左手親指でスペースを押す」と回答したことを受け、専用ソフトウェア「Lofree Key Mapper」で左右のスペースバーをEnterキーやBackspaceキーなどに自由に割り当て可能としています。

 なお、同ソフトウェアはWindowsのみの対応です。

 キースイッチには、Lofree×Kailh新開発の静音スイッチ「Void」を搭載しています。従来の打鍵感のあるSpecterと静音タイプのHadesの特長を兼ね備えたFull POM製で、オフィスや家庭などの静かな環境でも使用できるとのことです。

8月中旬から順次発送予定

 製品仕様は89キー、重量604g、サイズは316.8mm×138mm×23.5mmです。接続はBluetooth 5.4、有線USB-C、2.4GHz無線の3つに対応し、バッテリー容量は2,000mAhで最大約80時間の動作が可能とされています。カラーはビンテージグレーとホワイトの2色が用意されています。

 予約受付期間は6月28日0時から7月31日23時59分まで、発送は8月中旬より順次開始予定です。価格はオープンプライスとなっています(ヨドバシとビックでの価格は22,000円)。

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