またですが、蚊対策、蚊除けグッズの話です。今回はフマキラーの『どこでもベープ』をレビューします。
手足につけることで蚊に吸われにくくなる
『どこでもベープ』は手首や足首、そのほか腰のベルトなどに取り付けて使う携帯用の虫よけです。
これをつけて庭で作業をしていると、たしかに蚊が寄ってきにくくなります。ボクは足首につけて使ってます。
ただ、絶対に蚊に吸われないわけではありません。『どこでもベープ』をつけていても蚊に吸われるときがあります。
獲物を見つけた蚊は死にものぐるいで吸いに来る
『どこでもベープ』の弱点。それは1度獲物を見つけた蚊には無意味ということです。
さきほど庭に出たところ蚊がやってきたので、一度玄関に戻って『どこでもベープ』をつけて自転車の空気を入れていたのですが、帰ってきたら5~6ヵ所ほど食われていました。
『どこでもベープ』で使用されている殺虫剤有効成分のメトフルトリンは蚊取り線香にも使われているものです。あちらが煙を出すのに対して、『どこでもベープ』は風の力でカートリッジから薬剤を揮発させる仕組みです。
おそらくですが、揮発する量が少ないか、一定方向にしか拡散していないと思われます。
そのため、「今日、こいつから血を吸わないとご飯がない!」という蚊は寄ってきます。メトフルトリンには蚊除けだけではなく殺す力もあるはずなんですが……ダメでした。
というわけで蚊に見つかる前、出かける前に『どこでもベープ』を身に着けて作業するのには一定の効果はありますが、見つかったあとはダメです。吸われます。
いまのところ作業時に体の前後に蚊取り線香を焚くのが一番効果あります。しかし、火をつけて用意しないといけないのがめんどくさい!!