
キヤノンは11月4日、2026年11月18日から20日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2026」に出展すると発表しました。ブースではシネマカメラやミラーレスカメラ、リモートカメラシステム、放送用レンズなどの映像制作機器と、自動化技術やバーチャルプロダクションを活用したソリューションを展示する予定です。
展示する映像制作機器
シネマカメラ『EOS C50』は、7Kフルサイズセンサーを採用したモデルで、2025年11月に発売されています。CINE-SERVOレンズ『CN30×40 IAS J/R1』は広角端40mmから望遠端1200mmの焦点距離をカバーし、2026年9月に発売されています。


動画クリエイター向けのフルサイズミラーレスカメラ『EOS R6 V』とRFレンズ『RF20-50mm F4 L IS USM PZ』は、2026年6月に発売されています。ブースでは、新製品を含む多数の製品をタッチ&トライできる予定です。


リモートカメラシステムのタッチ&トライでは、PC用アプリケーション『Camera Control Center』のデモも行われる予定です。リモートカメラシステムの初期設定や色合わせから、操作、保守管理までを一つのアプリケーションで行えます。提供開始は2027年1月上旬の予定です。
展示するソリューション
リモートカメラシステム用ソリューション『Multi-Camera Orchestration』は、2026年1月に提供が開始されています。カメラオペレーターのカメラワークに連動して、複数のリモートカメラを連携制御する機能です。ブースにはスタジオセットが設けられ、番組制作ソリューションとして紹介される予定です。
バーチャルソリューションとしては、次の3点が展示されます。
- VR映像撮影システム『EOS VR SYSTEM』
- 1枚の写真から3Dモデルを生成する『Dual Pixel 3D』(2026年10月提供開始)
- 『キヤノンバーチャルプロダクションシステム』
『キヤノンバーチャルプロダクションシステム』は、レンズとカメラの撮影情報をリアルタイムに通信・演算してCVメタデータを出力し、LED・グリーンバックでの実写映像とCGの合成を効率化するとのことです。
コーナー別の展示内容
ブースは次の6コーナーで構成されます。
| コーナー | 展示内容 |
|---|---|
| タッチ&トライ(シネマカメラ・ビデオカメラなど) | 『EOS C50』『EOS R6 V』など、プロ映像制作や動画クリエイター向けのカメラとレンズ |
| タッチ&トライ(リモートカメラ・レンズなど) | 『CN5×11 IAS T/R1』などのシネマレンズや4K放送用ポータブルズームレンズ、『CR-N400』『RC-IP300』『Camera Control Center』をはじめとする屋内リモートカメラシステムの、被写体エリアでの撮影・操作体験 |
| ブロードキャスト | 「Novel Look」対応の『UHD DIGISUPER 122』や『CN30×40 IAS J/R1』など、超望遠の放送用レンズ・シネマレンズの撮影体験。『U-4SR』をはじめとする屋外ロボットカメラシステムの展示 |
| スタジオソリューション | マルチアングル自動撮影に対応するリモートカメラシステム用ソリューション『Multi-Camera Orchestration』の番組制作向けデモンストレーション |
| バーチャルプロダクションシステム | 高品質なリアルタイムCGの簡易合成を支援する『キヤノンバーチャルプロダクションシステム』のデモンストレーション |
| 3D イメージング | 『Dual Pixel 3D』のデモンストレーション。『EOS VR SYSTEM』で撮影した魚眼映像をVRフォーマットへリアルタイム変換するPCアプリケーションの参考展示 |


開催概要
「Inter BEE 2026」の会期は2026年11月18日(水)から20日(金)までで、開場時間は10:00から17:30です。最終日は10:00から17:00までとなります。会場は幕張メッセで、主催は一般社団法人 電子情報技術産業協会です。入場料は無料で、全来場者登録入場制です。
