
マイクロソフトは10月26日、『Windows on Arm』のアプリエコシステムの拡大状況を紹介するブログの日本語版を公開しました。米国時間8月25日に公開された英語版ブログの抄訳です。
ブログでは、Windows on Armデバイスで最近利用できるようになったアプリを、STEM・教育、セキュリティ、生産性、クリエイティブ・SNS・エンターテイメントの4分野に分けて紹介しています。
検証済みアプリとゲームは7,000本以上
『Works on Windows on Arm』のサイトには、Windows on Armで利用できる検証済みのアプリやゲームが7,000本以上掲載されています。同サイトは、マイクロソフトの互換性データを基に構築されています。
- Works on Windows on Arm:https://worksonwoa.com/
アプリ互換性プログラム『App Assure』は、専任の『Arm Advisory Service』を通じて、Windows on Armのアプリカタログの拡大を進めています。さまざまなソフトウェア開発企業と協力して各社のアプリをカタログに追加しているとのことです。
4分野で追加されたアプリ
ブログには、前回のアップデート以降に利用できるようになったアプリを分野別にまとめた画像が掲載されています。以下では、各分野の位置付けと、これまでに紹介されたアプリを整理します。
STEM・教育アプリ
科学・技術・工学・数学(STEM)と教育向けのアプリは、ブログで独立した分野として扱われています。教室や研究環境、独学の場面で使われるツールが対象です。

同社は、利用できるSTEM・教育アプリの増加を、この分野の開発者による投資の拡大と、教育分野のお客様による採用拡大の反映だとしています。
セキュリティアプリ
前回のアップデートでは、エンドポイント保護でNorton、CrowdStrike、McAfee、エンドポイント管理でVMware、Beyond Trust、Cisco、VPNとゼロトラストでNord、Zscaler、Palo Alto Networksのアプリが紹介されました。今回追加されたセキュリティアプリは、ブログ内の画像で示されています。

Arm搭載デバイスは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアの保護機能を組み合わせ、セキュリティを中核に据えて設計されているとのことです。
生産性アプリ
プロジェクト管理、共同作業、情報整理、チーム間のコミュニケーションに使うアプリが対象です。今回追加されたアプリは、Google、Adobe、Slack、Trello、Dropboxなどの企業からすでに発表されているアプリにくわわるものです。

クリエイティブ、SNS、エンターテイメントアプリ
前回のアップデートでは、Camtasia、Blender、Figmaなどのブランドが、Arm対応アプリをリリースしました。今回追加されたアプリは、ブログ内の画像にまとめられています。
ソフトウェア開発者向けの支援
『App Assure』のチームは、自社アプリを『Windows on Arm』に対応させたいソフトウェア開発者を支援しています。『Arm Advisory Service』では、専門的なガイダンス、技術ワークショップ、コードサンプルを提供します。ソフトウェア開発を支援する同社のエンジニアへの、エスカレーションパスも用意されています。
- Arm Advisory Serviceの問い合わせフォーム:https://forms.cloud.microsoft/pages/responsepage.aspx?id=v4j5cvGGr0GRqy180BHbR92tCVr2XYpEifEVSbWz23hURU9IVkRUUVBST0lEM1NTVk9JS1o3WkYzWS4u&route=shorturl
Arm搭載デバイスの広がり
同社とNVIDIAは、『NVIDIA RTX Spark』を発表しています。Armアーキテクチャで構築された、これまでで最もパワフルかつ効率的な薄型軽量のWindows PCとのことです。Microsoft Surface、ASUS、Dell、HP、Lenovo、MSIの各デバイスが、2026年秋に登場するとのことです。
NVIDIAがくわわることで、Qualcomm Snapdragon X シリーズのチップセットに、Windows on Arm向けの新たな選択肢がくわわるとのことです。
