
ハイセンスジャパン株式会社は10月15日、同社初の500Lクラスとなる冷凍冷蔵庫『HR-FH50S』を10月下旬に発売すると発表しました。本体希望小売価格はオープン価格です。
『HR-FH50S』は、幅65cm×奥行65cmのスリム設計で定格容量501Lを確保した6ドアモデルです。冷蔵室と冷凍室にそれぞれ冷却器を置き、冷蔵・冷凍を個別に制御する「おいしさW冷却」を採用しています。


除菌・脱臭機能「HI-NANO除菌・脱臭」を搭載し、スマートフォンアプリ『ConnectLife』にも対応します。カラーはブラストグレー、シルクホワイト、サテンブラックの3色です。
冷蔵室から冷凍室までの保存機能
冷蔵室と冷凍室の冷却器は、それぞれを最適に制御する仕組みです。野菜室、冷蔵室、チルド室、冷凍室ごとの機能は次のとおりです。

野菜室には、エチレンガスを分解して適切な湿度に保つ「とれたてWフィルター」を採用しています。冷気ガード仕切板とパッキンで、野菜に冷気が直接当たるのを防ぎます。エチレンガスの分解と湿度コントロールで、約14日間みずみずしさを保てるとのことです。

GB21551.4-2010に準拠した試験では、24時間のエチレン除去率は90.0%でした。試験環境での結果であり、実使用環境での効果を保証するものではありません。
冷蔵室は庫内全体を約2℃に設定できる「冷蔵室全室チルド」です。庫内の湿度を約85%に保ち、ラップなしでも食品の乾燥を気にせず保存できるとのことです。この数値は食品負荷有り時の同社調べで、運転状況や食品の量によって異なります。
「セレクトチルド室」は、「微氷結」と「チルド」を切り替えられ、解凍スペースとしても使えます。解凍モードでは、凍った魚や肉が約60分で包丁で切れる状態になるとのことです。

冷凍室は、-30℃の冷気で急速冷凍する「旬キープ冷凍室」です。庫内の温度と湿度を制御し、扉の開閉による庫内と食品の温度差を抑えて、霜つきを抑制するとしています。

設置性と引き出しの仕様
放熱を底面で行う構造で、ビルトイン冷蔵庫の技術を応用しています。背面は0mm、側面は3mmの隙間で設置できます。

「ぴたよせドア」は、壁に寄せて置いた状態でも90°まで開きます。壁寄せでない場合は150°まで開きます。

野菜室と冷凍室は、フルオープンの引き出し式です。耐荷重ベアリング式レールを採用し、10万回の開閉試験をクリアしています。

給水タンクと製氷機のパーツは、丸洗いできる抗菌仕様です。野菜室にはくずを落とせる「野菜室おそうじ口」を設け、冷蔵庫内のダクトカバーはフラットな金属製です。


HI-NANO除菌・脱臭と試験結果
「HI-NANO除菌・脱臭」は、濃度を高めたイオンを庫内へ放出し、食材への付着菌と庫内空間の浮遊菌の活動を抑制する機能です。同社は、浮遊菌を20分で99%抑制できるとしています。試験は3種類で、結果は次のとおりです。

- 浮遊菌:一般財団法人北里環境科学センターでの試験で、細菌を含む懸濁液を400L容器内に噴霧して運転したところ、20分間の除去率は99%以上でした。
- 付着菌:同センターでの試験で、細菌を付着させたシャーレを400L容器に置いて運転したところ、8時間の除菌率は99%以上でした。
- ニオイ:Guangdong Detection Center of Microbiologyでの試験で、GB/T 21551.4-2024に準拠して冷蔵室内のトリメチルアミン濃度を測定したところ、2時間の低減率は98.9%でした。
スマートフォンアプリ『ConnectLife』
『ConnectLife』では、デリッシュキッチン監修のレシピ提案、災害対応通知、家族の帰宅見守りが利用できます。

外出先で冷蔵庫の設定を確認でき、ドアを開けずに冷却設定を変更できます。庫内の食材管理、消費電力量の確認、ドアの閉め忘れなどのプッシュ通知にも対応します。
冷蔵庫の使用状況に合わせてアプリが庫内の温度管理を行う「AI節電」機能もあります。
仕様と保証
定格容量は501Lで、内訳は冷蔵室260L、野菜室108L、冷凍室90L、急凍室25L、製氷室18Lです。サイズは幅650×奥行650×高さ1850(mm)です。

2021年省エネ基準105%を達成しています。3年間のメーカー保証が付きます。なお、同社のすべての冷蔵庫が3年保証というわけではありません。
