
ASUS JAPAN株式会社は10月15日、Hailo-10Hチップセットを搭載するエッジAIアクセラレーター『ASUS UGen300』シリーズ(全3モデル)と、Hailo-8Lチップセットを搭載する『ASUS UGen200』を発表しました。販売は10月16日からです。
『ASUS UGen300』シリーズは従来のビジョンAIと生成AIの両方に対応し、接続方式はUSBとM.2から選べます。
生成AIにも対応する『ASUS UGen300』シリーズ
『ASUS UGen300』シリーズのモデルは次の3つです。
- ASUS UGen300 USB AI Accelerator 8GB LPDDR4
- ASUS UGen300 M2 AI Module 8GB LPDDR4
- ASUS UGen300 M2 AI Module 2GB LPDDR4X

搭載する「Hailo-10H」は、標準消費電力2.5Wで最大40 TOPS(INT4)の推論性能を持つAIプロセッサです。専用の8GBまたは2GBのLPDDR4/4Xメモリと組み合わせます。
リアルタイムの画像認識や映像解析にくわえ、LLM(大規模言語モデル)、VLM(視覚言語モデル)、Whisperによる音声認識といった生成AIの処理を、クラウドに依存せずローカル環境で行えます。
低コスト用途向けの『ASUS UGen200』
『ASUS UGen200』のモデルは、M.2接続の「ASUS UGen200 M2(B+M) AI Module」です。搭載する「Hailo-8L」は最大13 TOPS(INT8)の処理性能を持ち、標準消費電力は1.5Wです。

物体検知、画像分類、人物トラッキングといった従来のビジョンAIのタスクに対応します。同社は、エッジAIの導入コストを抑えたい用途に向けた製品で、スマートカメラや産業用センシングシステムへの組み込み、教育用の開発プロトタイプなどでの利用を想定しているとのことです。
USB接続とM.2接続の違い
『ASUS UGen300 USB AI Accelerator』は、USB 3.2 Gen 2(Type-C)ポートに接続して使うプラグ&プレイ設計です。PC内部の分解やスロットの増設は不要です。

『ASUS UGen300』のM.2モデルと『ASUS UGen200』は、標準的なM.2 2280スロット(Key-M / Key B+M)に対応する基板内蔵タイプです。自作PC、産業用PC(IPC)、シングルボードコンピュータへの組み込みを想定しています。

消費電力と対応環境
標準消費電力は『ASUS UGen300』シリーズが2.5W、『ASUS UGen200』が1.5Wです。同社は、熱設計や電力消費の制約が厳しいエッジ環境、ファンレス筐体、バッテリー駆動のポータブル機器でも、24時間連続稼働が可能になるとしています。

対応OSはWindows、Linux、Android(B2B向け)で、x86とARMの両アーキテクチャをサポートします。
「UGen Utility」やGitHubを通じて、150種類以上の事前学習済みAIモデル(Model Zoo)とサンプルコードが提供されます。同社によると、購入後すぐにアプリケーションの開発や実証実験(PoC)に着手できるとのことです。
製品ページ
各モデルの製品ページは次のとおりです。
- ASUS UGen300 USB AI Accelerator 8GB LPDDR4:https://www.asus.com/jp/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen300-usb-8g/
- ASUS UGen300 M2 AI Module 8GB LPDDR4:https://www.asus.com/jp/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen300-m2-8g/
- ASUS UGen300 M2 AI Module 2GB LPDDR4X:https://www.asus.com/jp/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen300-m2-2g/
- ASUS UGen200 M2(B+M) AI Module:https://www.asus.com/jp/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen200-640ksr-m2/
