『Nature Remo E / E2』に新機能『スマートEV充電 for Tesla』追加。月額300円で初月無料

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Nature Remo E / E2の新機能「スマートEV充電 for Tesla」の告知ビジュアル。太陽光とTeslaの充電を示すイラストとキャッチコピーが描

Nature株式会社は2026年9月24日、スマホHEMS『Nature Remo E / E2』向けの新機能『スマートEV充電 for Tesla』の提供を9月24日から開始したと発表しました。太陽光発電の余剰電力を売電に回さず、自宅のTesla車の充電に自動で充てる機能で、利用料金は月額300円(税込)、初月は無料です。

目次

余剰電力の変動に合わせて充電量を自動調整

太陽光発電を導入した家庭では、日中に発電した電力を家庭内で使い、使い切れなかった余剰電力を電力会社へ売電しています。この余剰電力は天候や家電の使用状況によって分単位で変動するため、人の手で充電量を調整し続けることは難しく、充電の電力を高めに固定すれば電力会社からの買電が発生し、低めに固定すれば余剰電力が売電に回ってしまうという課題がありました。

『スマートEV充電 for Tesla』は、『Nature Remo E / E2』がスマートメーターおよびパワーコンディショナーとの連携によって常時把握している買電・売電の状況を使い、余剰電力の変動に合わせてTeslaの充電を自動で調整する機能です。余剰電力が多い時間帯は充電の電力を上げ、余剰電力が減れば電力を下げ、余剰電力がほとんど生じない日には充電を行いません。

余剰電力の量は、スマートメーターの計測値に、その時点でEVや蓄電池の充電に使われている電力を加味して算出されます。余剰電力の細かな変動で充電のオン/オフが頻繁に切り替わったり、EVの受け入れ上限を超える電流が流れたりしないよう、制御には一定の余裕が設けられています。EVが自宅にない場合や計測値を取得できない場合は、充電は行われません。

スマートEV充電 for Teslaのアプリ画面と充電の判断設定画面

蓄電池との併用はTeslaのバッテリー残量で優先順位を設定

太陽光の余剰電力は、Teslaだけでなく家庭用蓄電池の充電にも充てられます。蓄電池に蓄えた電力は夕方以降に放電して家庭内で使えますが、現時点ではTeslaに蓄えた電力を家庭内で使うことはできません。そのため、Teslaのバッテリー残量が足りているときは、余剰電力を蓄電池の充電に回す方が合理的とされています。

どちらを優先して充電するかは、「蓄電池を優先する車の残量」を設定するだけで『Nature Remo E / E2』が自動で制御します。

Teslaのバッテリー残量が設定値を下回っている間はTeslaを優先して充電し、設定値を上回ると蓄電池を優先して充電する仕組みで、設定値は10%刻みで変更できます。

この項目は、通信規格「ECHONET Lite」に対応した蓄電池が連携されている場合のみ表示され、蓄電池に蓄えた電力をTeslaの充電に回す「回し充電」は行われません。

利用開始までの手順

利用開始には、次の4つの手順が必要です。

  • 『Nature Home』アプリのエネルギー画面からTeslaアカウントの連携を許可する
  • 充電指示をTeslaへ送るためのバーチャルキーを、アプリの案内に沿ってTeslaに登録する
  • 登録したTeslaに指示が届くことをアプリ上で確認する
  • アプリ内で『スマートEV充電 for Tesla』を購入し、自動制御をオンにする

最初の3つの手順は無料のため、購入前に手持ちのTeslaで利用できるかどうかを確認できます。自動制御をオンにした後は、充電が自動で制御され、エネルギー画面で充電の状況を確認できます。

スマートEV充電 for Teslaの充電状況表示画面。充電中、16A、約3.2kW、バッテリー64%と表示。

料金プランと解約条件

料金は月額300円(税込)で、初回は1ユーザーにつき1回、初月が無料になります。

無料期間中に解約した場合は費用が発生せず、無料期間の終了後は自動的に課金が開始されます。

支払いはApp StoreまたはGoogle Playのアプリ内課金で行い、解約はいつでも可能で、最低契約期間や違約金はありません。

本機能は、Natureの自動制御機能シリーズ「Nature Green」のラインアップにくわわります。

利用条件と注意点

利用には、自宅に太陽光発電設備があり売電が発生していること、『Nature Remo E / E2』でスマートメーターまたは分電盤主幹の電力を計測していること(『Nature Remo E lite / E2 lite』は対象外)、Tesla車両のソフトウェアバージョンが2024.44.32以上であることのすべてを満たす必要があります。

蓄電池は必須ではありませんが、ECHONET Lite対応の蓄電池が連携されている場合は、その充放電も考慮して制御されます。

本機能は電気代の削減額を保証するものではなく、効果は太陽光発電の容量、家庭の電力使用状況、EVの使い方、契約している電気料金プランによって異なるとされています。

制御できるのは1台のTeslaのみで、複数台を個別に制御することはできません。

また、充電ケーブルが接続されていない場合は充電が行われず、通信状況やEVの状態、Tesla社側のサービス状況により、制御が遅れたり実行されなかったりする場合があります。

本機能の利用には、『Nature Home』アプリのver 60.1.1以上が必要です。

ベータテストの結果と今後の展開

2026年8月26日から実施されていた本機能のベータテストでは、参加したユーザーから1か月あたり1,000円を上回る効果が報告されているとのことです。Natureは今後、他自動車メーカーへの展開や、電気プランを考慮した最適化などの機能追加を検討しているとしています。

『Nature Remo E2』とは

『Nature Remo E2』は、コンセントに挿すだけで導入できるスマホHEMSです。

黒い背景に置かれた白い円筒形のNature Remo E2本体と、左側に配置された製品名テキスト

スマートメーター、太陽光発電設備、蓄電池、V2H、エコキュートやエネファームなどと連携でき、スマートフォンの『Nature Home』アプリからリアルタイムに電力の流れをモニタリングおよびコントロールできます。

別売りのスマートリモコン『Nature Remo』シリーズと組み合わせると、電力消費量に合わせた家電の自動制御や家電の遠隔操作も可能です。

Tesla および Tesla のロゴは、Tesla, Inc. の商標です。本機能はNatureが独自に開発したものであり、Tesla, Inc. による認定・推奨を受けたものではありません。

Nature Remo E / E2の新機能「スマートEV充電 for Tesla」の告知ビジュアル。太陽光とTeslaの充電を示すイラストとキャッチコピーが描

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