
株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドの交換レンズ『NOKTON 35mm F1.2 X-mount Silver』と、別売フード『LHX-1S』『LHX-1B』を2026年9月17日に発売したと発表しました。いずれも富士フイルムXマウント用の製品です。
NOKTON 35mm F1.2 X-mount Silverは、富士フイルムXマウント用の交換レンズNOKTON 35mm F1.2 Xマウントに新しくくわわったシルバーモデルです。

光学的な仕様は既発売のブラックモデルと同様の性能を維持し、外観はシルバーボディに合わせた仕上げにしています。

同社は、既存モデルのユーザーから寄せられた「シルバーモデルが欲しい」という要望に応えて企画したとしています。
別売フードLHX-1S/LHX-1Bは、スリット入りの金属製フードで、シルバー仕上げのLHX-1Sとブラック仕上げのLHX-1Bの2色展開です。NOKTON 35mm F1.2 X-mount Silverにはストレートタイプの専用ネジ込みフードが付属しますが、別売フードを装着することで、既発売のブラックモデルを含めてクラシカルなスタイルでの撮影が可能になるとのことです。



価格と発売日
NOKTON 35mm F1.2 X-mount Silverの希望小売価格は税込89,100円、別売フードLHX-1S/LHX-1Bの希望小売価格は税込10,450円です。発売日はいずれも2026年9月17日です。
- NOKTON 35mm F1.2 X-mount Silver 製品ページ:https://www.cosina.co.jp/voigtlander/x-mount/nokton-35mm-f1-2-silver/
- 別売フード LHX-1S/LHX-1B 製品ページ:https://www.cosina.co.jp/voigtlander/x-mount/nokton-35mm-f1-2-silver/#accessory
レンズの仕様と機能
NOKTON 35mm F1.2 Xマウントは、APS-Cサイズのイメージサークルをカバーする大口径マニュアルフォーカス標準レンズで、光学設計は富士フイルムXシステムカメラのイメージセンサーに最適化されています。レンズ構成は、絞り位置を中心にほぼ左右対称に配置した球面レンズによるダブルガウス型の8枚玉構成で、開放F1.2でも安定した描写となめらかなボケ味が得られるとしています。

絞り羽根は12枚構成で、ボケの形状に配慮した1/3ステップのクリックを備えています。最短撮影距離は0.3mで、風景からポートレイト、テーブルフォトまで幅広い被写体に対応し、近接撮影による大きなボケ量も得られます。フィルター径はφ46mm、全長39.8mm、重量196gで、光学式ファインダー搭載ボディに装着した際の撮影フレームのケラレを軽減する専用ネジ込みフードが付属します。

鏡筒は総金属製で、絞りリングはメカニカル直結操作のマニュアルフォーカス方式を採用しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 焦点距離 | 35mm(フルサイズ換算53mm) |
| 口径比 | 1:1.2 |
| 最小絞り | F16(1/3クリック) |
| レンズ構成 | 6群8枚(異常部分分散ガラス1枚) |
| 画角 | 44.0° |
| 絞り羽根枚数 | 12枚 |
| 最短撮影距離 | 0.3m |
| 最大撮影倍率 | 1:6.7(フルサイズ換算1:4.5) |
| 最大径×全長 | φ59.6mm×39.8mm |
| フィルターサイズ | φ46mm |
| 重量 | 196g |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 電子接点 | 搭載(※1) |
| レンズフード | 金属製ねじ込みフード付属、別売フードLHX-1S/LHX-1B対応 |
| カラー | シルバー |
| マウント | 富士フイルムXマウント |
電子接点によるボディとの通信
NOKTON 35mm F1.2 X-mount Silverは電子接点を搭載し、富士フイルムの情報開示にもとづいてレンズとボディ間で通信を行う仕様です。
対応するボディと最新ファームウェアの組み合わせでは、Exif情報の記録、フォーカスチェック、撮影距離連動表示に対応し、対応機種ではボディ内手ブレ補正やパララックス補正も利用できます。
電気接点に対応していないボディに装着する場合は、カメラ側でレンズ無しレリーズを「許可」に設定することで、絞り優先オートでの撮影が可能になるとのことです。
電気通信に対応するボディには制限があり、対応状況の詳細は製品ページで確認できるとしています。
