ビクセン、スマート天体望遠鏡『Seestar S50 Pro』予約販売開始。8月28日発売

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スマート天体望遠鏡「Seestar S50 Pro」本体と三脚

株式会社ビクセンは2026年8月26日、ZWO社製のスマート天体望遠鏡『Seestar S50 Pro』の予約販売開始を発表しました。発売日は8月28日で、予約販売は8月26日から開始されています。

Seestar S50 Proは、望遠カメラによる星雲・星団の撮影から、広角カメラによる天の川や星座の撮影までを1台でこなすスマート天体望遠鏡です。50mm口径のレンズを搭載しており、天体の繊細な光を鮮明に描き出します。

Seestar S50 Proで撮影された星雲の作例
目次

これ一台で気軽に天体撮影

Seestar S50 Proは、スマートフォンと接続して天体撮影を楽しめる天体望遠鏡です。Seestar S50 Pro以外の機材は不要で、初心者でも手軽に天体写真を撮影できます。

スマートフォンとSeestar S50 Proを接続・操作する様子

無料のスマホアプリ「Seestar」で直感的に操作でき、細かい設定は必要ありません。カメラが自動で天体を認識し、撮影から画像処理までを行います。

本体を水平に設置するだけで撮影を開始でき、細かな設定や複雑な事前準備は不要です。従来モデルのSeestar S30 ProやSeestar S50よりも大容量のバッテリーを内蔵しており、外部電源を別途用意する必要はほとんどありません。重量を生かした高剛性設計により耐風性に優れており、屋外でも揺れを抑えた安定した撮影が可能です。

アプリの機能と撮影モード

アプリの「星図表示(SkyAtlas)」や「今晩のおすすめ」機能を使うと、その時に見える天体を確認して導入できます。詳しい知識がなくても手軽に天体を撮影することが可能です。

撮影モードは、従来モデルのSeestar S30 Proと同じ星雲星団モード、太陽系モード、風景モードの3種類にくわえて、星座・天の川撮影モードが搭載されています。それぞれの撮影対象に最適な処理をアプリがサポートします。

Seestarアプリの画面インターフェースと撮影モード一覧

光害カットフィルターと光学設計

星雲の特徴的な波長のみを透過するデュオバンドフィルターの光害カットフィルターが内蔵されており、都市部などの街明かりの影響で星があまり見えない地域でも撮影の確度を高めます。フィルターのOn/Offはアプリ内で切り替えられます(望遠側のみ)。

光害カットフィルターの有無による天体写真の比較

光学系には4枚玉アポクロマートが採用されており、色収差を抑えたクリアな像を実現します。望遠側には1/1.2型のイメージセンサーを搭載しており、口径50mmレンズによる高精度な光学設計と合わせて、星や天体のディテールを鮮明に捉えます。

Seestar S50 Proの対物レンズ部拡大

長時間撮影を支える機能

夜間に長時間撮影を行う際、レンズの温度が外気温より低くなることで生じるくもりを防ぐレンズヒーター機能が搭載されています。

レンズヒーターが作動しているイメージ図

太陽フィルターが付属しており、太陽の撮影も可能です。専用フィルターを使用することで、太陽を安全に観察できます。

Seestar S50 Proで撮影した太陽

日中撮影・広角撮影・赤道儀モード

日中の撮影では、フルサイズ換算で焦点距離約880mm相当の高倍率カメラとして使用でき、遠くの風景から野鳥まで撮影できます。

Seestar S50 Proで撮影した野鳥の作例

広角側は従来モデルのSeestar S30 Proと同様、フルサイズ換算で焦点距離約35mm相当のカメラとして使用できます。広角専用の撮影モードでは、星座や天の川にくわえて、星の軌跡(スタートレイル)の撮影も可能です。

Seestar S50 Proで撮影した星の軌跡(スタートレイル)

経緯台モードで課題となる「視野回転」は、別途雲台が必要な赤道儀モードで解決されます。構図の回転を気にせず長時間の露光ができるため、淡い星雲のディテールも鮮明に描き出せます。モザイク撮影(Framing機能)の効率も向上し、広い天体をより美しく、よりスムーズに捉えられるとのことです。

赤道儀モードで動作するSeestar S50 Pro

主な仕様

Seestar S50 Proの鏡筒部・三脚・付属品の主な仕様は次のとおりです。

項目内容
対物レンズ(主鏡)/有効径望遠:4枚アポクロマート/50mm、広角:3.4mm
焦点距離(口径比F)望遠:260mm(F5.2)/広角:6mm(F1.75)
サイズ・重さ(本体)140×145×260mm・2.8kg
焦点調節方式パワーフォーカス(オート・マニュアル)
CMOSセンサー/ピクセルサイズ望遠:1/1.2インチ(カラー)、広角:1/2インチ(カラー)/2.9μm×2.9μm、1.6μm×1.6μm
視野角/解像度望遠:2.8°・広角:63°/望遠・広角:3840×2160px
三脚材質・形式カーボン製2段伸縮式三脚
三脚サイズ高さ274.5mmから363mm
主要付属品USB Type-Cケーブル、安全ガイドライン、クイックガイド、耐衝撃ケース、S50 Pro専用太陽フィルター、Seestar S50 Pro クイックスターターガイド、ZWO天文学テーマステッカー
写真撮影・太陽観察内蔵カメラで撮影可、専用フィルターを使用することで太陽観察可
撮影距離望遠:15mから∞、広角:0.1mから∞
内部ストレージ・バッテリー容量128GB・10000mAh
通信機能Wi-Fi、USB Type-C、Bluetooth、NFC
架台経緯台式(フォーク式赤道儀動作も可)

価格・発売日・購入情報

Seestar S50 Proの価格はオープン価格です。発売日は8月28日で、予約販売は8月26日から開始されています。

スマート天体望遠鏡「Seestar S50 Pro」本体と三脚

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