ChatGPTやClaudeから使える『JANCTION Render』、商用展開開始。従量課金は0.1円/GPU秒

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studio・sunset・overcast・nightの4照明で並べた3Dシーンの比較

ジャスミーラボ株式会社は11月2日、同社が推進するGPUコンピューティングプロジェクト『JANCTION』のAIエージェント向けクラウドGPUレンダリングサービス『JANCTION Render』の商用展開を開始したと発表しました。

ChatGPTやClaudeに「ガラスのオブジェクトが回転する動画を作って」と伝えると、AIが3Dシーンを組み立て、JANCTIONのGPUで描画し、完成した動画を受け取れます。新しいソフトのインストールや高性能なパソコンは必要ありません。

『JANCTION Render』は9月30日に公開され、10月8日に有料課金が開始されています。同社の集計では、10月30日時点の外部利用によるレンダリング完了件数は累計1,307件です。直近30日間のレンダリング成功率は97%、結果受け取り時間の中央値は6秒でした。

外部レンダリング累計1,307件・成功率97%・受取6秒の実績
目次

料金と無料クレジット

従量課金は、GPUが実際に描画した時間に対して0.1円/GPU秒(1時間あたり360円)がかかり、前払い残高から差し引かれます。月額固定費は0円で、使わない月の支払いも0円です。月額プランも別途用意されています。

JANCTION Renderの料金比較図。月額0円、GPU単価はクラウド大手の約半分

月額プランは次の2種類です。

  • Starter:月額2,980円(3,500円分のクレジット)
  • Pro:月額9,800円(12,000円分のクレジット)

最初の100円分(GPU1,000秒分、14日間有効)は、クレジットカードの登録なしで使えます。課金されないカード登録を行うと400円分が追加され、無料クレジットは最大500円分になります。仕上がりを確認するプレビューは、無料クレジットを使い切った後も1日2GPU分まで無料です。

JANCTION Renderの実際の画面。24コマの3D動画が45秒で完成、費用は無料枠内の0円

同社が10月10日に同社GPUで計測した例では、新規登録時の無料クレジットの範囲内で、360度回転の商品動画1本が約8.5円、2秒のロゴアニメーションが約5.4円でした。

有料利用はチャージした残高の範囲内に限られます。オートチャージや月額プランは任意で利用できます。

「1回の制作で○円まで」「1日○円まで」と上限を設定でき、上限を超える処理は始まる前に止まります。本番の描画前には、AIが所要時間と料金の見積もりを提示します。

使い方の流れ

AIにつなぐ

Claudeでは、設定の「コネクタ」から「カスタムコネクタを追加」を選び、接続先URLを貼り付けて「接続」を押します。

ChatGPTでは、プラグイン一覧を開いて右上の「追加」を押し、「カスタム MCP サーバーを追加」を選んで接続先URLを入力し、接続します。

「接続」を押すと確認画面が開き、無料クレジット付きの利用キーが自動で発行されます。

JANCTION Renderの使い方3ステップ:AIにつなぐ、言葉で頼む、料金を見て受け取る

言葉で頼んでプレビューを見る

チャット欄に普段の言葉で依頼します。例として「白い背景で、ガラスの球がゆっくり回転する5秒の動画を作って。まずプレビューを見せて。」のような依頼が挙げられています。

数秒でプレビュー画像が届きます。「暗すぎる」「被写体がフレームから外れている」といった問題は自動で検出され、AIが直してから描き直します。気になる点は「もっと夕焼けっぽい光にして」のように伝えて調整できます。

JANCTION Renderの描画中画面。進み具合、GPU時間、保存期限を示す注釈つき

見積もりを確認して受け取る

本番の描画の前に、AIが「約○分・約○円」と見積もりを示します。了承すると描画が始まり、完成したMP4動画のダウンロードリンクが届きます。画像(PNG)やGIF、背景透過の素材としての出力にも対応しています。

手元の3Dファイル(GLB・FBX・OBJなど)を動画にする場合は、アップロード用ページにファイルを置き、表示されたリンクをAIに渡します。

アップロードしたデータと完成品は、最終利用から24時間後(チャージ済みの場合は7日後)に削除され、AIの学習には使われません。

AIエージェントを使わない場合は、Webブラウザからも体験できます。

作品ギャラリーも公開されています。

対応ツールと出力仕様

MCP(Model Context Protocol)に対応したAIツールから利用できます。ChatGPT、Claudeのほか、Cursor、Codex、Gemini CLIなどが挙げられています。

プレビューごとに明るさや構図の問題を自動で判定し、修正方法をAIに返す機能もあります。描画には、JANCTIONが国内で運用するNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwellを使用します。

3Dファイルを渡すと、360度回転動画や白背景の商品写真を作れます。出力は最大4K(チャージ後)で、1回の依頼で最大3,000フレームまで対応します。

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