『スマートEV充電 for Tesla』に「買電の設定」など3つの新機能。月額300円(税込)据え置き

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スマートEV充電 for Teslaに3つの新機能を告知する、アプリ設定画面付きビジュアル

Nature株式会社は10月28日、スマホHEMS『Nature Remo E / E2』の有料オプション『スマートEV充電 for Tesla』に、「買電の設定」「今から充電」「充電の判断」の3つの新機能を追加すると発表しました。追加日は10月28日で、利用料金は月額300円(税込)のままです。

『スマートEV充電 for Tesla』は、太陽光発電の余剰電力で、自宅のTesla社製電気自動車(EV、以下Tesla)を自動で充電するオプションです。余剰電力とは、太陽光で発電した電力のうち、家庭内で使い切れずに電力会社へ売電している電力を指します。HEMSは、家庭用エネルギー管理システムのことです。提供開始は9月24日でした。

今回の追加で、余剰電力が足りない日や急いで充電したいときは、電力会社から電気を買う「買電」で不足分を補えます。必要な充電が済むと、余剰電力だけの充電に自動で戻ります。

余剰電力が少ないときは、多少買電してでも余剰電力を使い切るか、買電を控えて待つかも選べます。8月26日から実施したベータテストの参加者からは、売電単価が0円の契約のため、多少買電してでも余剰電力を使い切りたいという要望があったとのことです。

目次

3つの新機能の内容

「買電の設定」:残量が設定値を下回ったら買電で充電

Teslaのバッテリー残量があらかじめ決めた値を下回ると、余剰電力がなくても買電して充電する機能です。残量が回復すると、余剰電力だけの充電に自動で戻ります。『Nature Home』アプリのオートメーション設定画面から使えます。

設定値は、オフまたは10〜80%の範囲で選べます。初期設定はオフです。残量が設定値より5%多くなると買電をやめ、「余剰のみの充電」に戻ります。買電するときの充電電流の初期値は16A(約3.2kW)です。

たとえば設定値を30%にした場合、残量が30%を下回ると買電で充電を始め、35%に達すると「余剰のみの充電」に戻ります。

「買電の設定」画面。下回ったら買電する残量が30%に設定されている

「今から充電」:目標の残量まですぐに充電

『Nature Home』アプリのエネルギー画面にある充電カードのボタンから、目標とするバッテリー残量を50〜100%の範囲で選び、すぐに充電を始める機能です。太陽光発電で足りない分は買電で充電します。開始前の画面には「買電します」と表示されます。

「今から充電」の目標の電池残量を80%に選ぶスマホ画面

充電は、残量が目標に達したとき、開始から24時間がたったとき、または充電カードの「余剰のみの充電に戻す」を押したときに終了し、「余剰のみの充電」に戻ります。目標に達したときと24時間がたったときは、アプリに通知が届きます。

Teslaに設定している充電上限より高い目標も選べます。その場合は充電の間だけ上限を引き上げ、終了後に元の値へ戻します。

「充電の判断」:余剰電力が少ないときの方針を選択

余剰電力が少ないときの充電の方針を、2つから選べる機能です。ベータテストに参加したユーザーの要望をもとに開発されました。

「余った電気を使いきる」は、少し買電して余剰電力を最後まで充電に使う方針です。売電単価が0円に近い家庭や、車をよく使う家庭向けとのことです。

「電気を買わずに待つ」は、控えめに充電し、余った電力は売電に回す方針です。売電単価がある程度ある家庭や、車をあまり使わない家庭向けとのことです。この方針を選んだ場合でも、状況によっては買電が発生することがあります。

「充電の判断」で2つの充電方針を選ぶスマートEV充電 for Teslaのアプリ画面

充電状況の表示とTeslaアプリとの関係

充電カードの表示

『Nature Home』アプリのエネルギー画面にある充電カードに、充電に使っている電気の種類が「余剰で充電中」「買電で充電中」と表示されます。買電で充電している間は、目標とするバッテリー残量も表示されます。

Nature Homeアプリの充電カード。買電で充電中、16A・約3.2kW、バッテリー72%

Teslaアプリの設定との関係

『スマートEV充電 for Tesla』の利用中、充電の開始・停止と充電電流は『Nature Home』アプリが制御します。充電上限は、通常はTeslaアプリで設定した値を超えません。「今から充電」でそれより高い目標を選んだ場合に限り、充電の間は上限を引き上げ、終了後に元の値へ戻します。

Teslaアプリの予約充電との併用は推奨されていません。この機能を有効にしている間は、余剰電力が足りないと判断すると充電を停止するため、予約充電で始まった充電も止まります。余剰電力を待たずに充電したいときは、「今から充電」を使う必要があります。

料金と利用条件

利用料金は月額300円(税込)です。初月は無料で、無料期間は1ユーザーにつき1回です。

利用には、次の条件をすべて満たす必要があります。

  • 自宅に太陽光発電設備があり、売電が発生している
  • 『Nature Remo E / E2』で、スマートメーターまたは分電盤主幹の電力を計測している(『Nature Remo E lite / E2 lite』は対象外)
  • Teslaのソフトウェアバージョンが2024.44.32以上である

新機能は『Nature Home』アプリのver 60.3.0以上で使えます。

注意事項もあります。「買電の設定」「今から充電」「余った電気を使いきる」では、電力会社から電気を買って充電することがあり、買電した分の電気代は契約している電気料金プランに応じてかかります。電気代の削減額は保証されず、効果は太陽光発電の容量、家庭の電力使用状況、車の使い方、契約している電気料金プランによって異なります。

充電ケーブルが接続されていない場合、充電は行われません。通信状況、Teslaの状態、Tesla社側のサービス状況によっては、制御が遅れたり実行されなかったりすることがあります。

機能の詳細は、次のページに掲載されています。

『Nature Home』アプリの入手先

『Nature Home』アプリのダウンロードとアップデートは、次のURLから行えます。

Tesla および Tesla のロゴは、Tesla, Inc. の商標です。本機能はNatureが独自に開発したものであり、Tesla, Inc. による認定・推奨を受けたものではありません。

スマートEV充電 for Teslaに3つの新機能を告知する、アプリ設定画面付きビジュアル

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