
株式会社薪来歩は10月21日、スペインの暖房器具メーカー『BRONPI』の薪ストーブについて、輸入販売を開始したと発表しました。スペインからの第一便は9月に日本に到着しており、展示用も含めて計11種類の製品がそろっています。
『BRONPI』は、1985年にスペイン南部アンダルシア州で設立されたメーカーです。薪来歩が出会ったのは2026年2月で、イタリア・ヴェローナで開催されたバイオマス暖房の展示会「Progetto Fuoco」の会場でした。交渉を始めて4か月後にはスペインの本社工場を訪れています。


代理店を介さない直輸入で、価格は30万円~40万円台が中心です。ヨーロッパ製の他社製品より2割から3割ほど安い価格帯とのことです。
『BRONPI』の主なモデル
薪来歩によると、高出力で天板での料理に向いたモデルが多く、ガラス面積が大きい点が『BRONPI』の特徴とのことです。以下は、同社が紹介しているモデルのサイズ、薪の長さ、定格出力です。
| モデル | サイズ | 薪の長さ | 定格出力 |
|---|---|---|---|
| LORETO | H800×W620×D423mm | 56cm | 10kW |
| ARUS | H707×W562×D435mm | 47cm | 9.5kW |
| KAREN | H624×W388×D397mm | 50cm | 8kW |
| HILTON-C | H1002×W588×D484mm | 50cm | 14kW |
| 薪とペレット兼用モデル | H1175×W561×D566mm | 40cm | 11kW |
デザインで選ぶ『LORETO』『ARUS』『KAREN』
多くのモデルが「3次燃焼システム」を搭載しています。デザインは、炎を多角的に楽しめる三面ガラス、レトロなもの、木製脚を採用したものなどがあります。
『LORETO』は三面ガラスのモデルです。『ARUS』は木製脚と大きなガラスドアを備えています。『KAREN』は丸みのあるデザインで、取っ手が木製です。



調理に使える『HILTON-C』
『HILTON-C』は、暖をとるだけでなく直火で調理ができるクッキングストーブです。400°までの温度計付きオーブンと、鋳鉄製の調理用リング(天板)を備えています。ピザや煮込み料理などの調理に使えます。

薪とペレットの兼用モデル
薪とペレットの両方を燃料にできるハイブリッドストーブです。ペレットを利用した「薪の自動着火機能」を備え、室温に合わせた制御ができます。

薪来歩は、平日の忙しい朝はスイッチ一つで暖まるペレットを使い、休日は薪の炎を楽しむといった使い分けを想定しているとのことです。
ここで挙げたモデルは、全11種類の一部です。そのほかのラインナップや最新の販売価格は、薪来歩の公式サイトに掲載されています。
- 株式会社薪来歩 公式サイト(BRONPI紹介ページ):https://makilife.biz/contents/bronpi/
- BRONPI公式サイト:https://bronpi.com/en/
設置工事からメンテナンス、宿泊体験まで
薪来歩は、薪ストーブの設置にくわえ、欧州基準をクリアした自社開発の断熱二重煙突の設置工事や、住まいのリフォームを手がけています。導入後の薪の調達や煙突掃除などのメンテナンスにも対応しています。
導入前の体験の場として、滋賀県高島市で、薪ストーブを体感できる宿泊施設「志我の里」を運営しています。一日一組限定で、薪割りやストーブへの薪くべをしながら一晩を過ごせます。
宿に隣接するショールームでは、『BRONPI』各製品の火入れ体験と見学ができます(要予約)。

- 志我の里 公式サイト:https://shiganosato.com/
