『Fender Studio Pro 8.2』発表、トリムオートメーションやギター・ピアノのステム分離を追加

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フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーションは10月21日、音楽制作ソフトウェア『Fender Studio』の最新アップデートとなる『Fender Studio Pro 8.2』を発表しました。トリムオートメーション、ディムソロ、マルチマーカートラックなどのミキシング関連機能にくわえ、ステム分離の拡張やMIDI 2.0サポートが追加されています。

バージョン8.2では、ミキシング、セッション構成、音楽制作の各分野で新機能と改善がくわわりました。

目次

『Fender Studio Pro 8.2』の新機能を紹介する動画

ミキシングとセッション管理の機能

トリムオートメーションは、MixtoolプラグインやVCAを追加したり、オートメーションポイントを描き直したりすることなく、チャンネルやセンドのボリュームレイヤー上でオートメーションを調整できる機能です。

ディムソロは新しいミキサーオプションで、他のチャンネルの音量をユーザーが指定した分だけ下げられます。ミュートされているチャンネルは、ミュート状態が維持されます。

マルチマーカートラックでは、アレンジ上の任意の場所にマーカートラックを追加し、それぞれを時間または小節/拍の位置に設定できます。テンポが変化しても位置がずれにくく、ビデオのキューポイントに印を付けやすくなるとのことです。

フリーズ機能も改善されました。トラックやチャンネルをフリーズしたり、インサートエフェクトやFXチャンネルをレンダリングしたりする際に、チャンネルのボリュームとパンは設定した通りの状態で保持されます。

プラグインリプレースでは、インサートやセンド上のオーディオFXプラグインを、コンテキストメニューのコマンドで置き換えられます。これまではドラッグ&ドロップでしか置き換えられませんでした。

ステム分離・ボーカルチューン・MIDIの機能

ステム分離機能には、ギターとピアノが追加されました。演奏の差し替え、オーディオからMIDIへの変換、サンプリングといった作業での活用が想定されているとのことです。

ボーカルチューンプラグインには、新たに「Follow」オプションと「Low Latency」モードがくわわりました。「Follow」は、自動的なキー変更を伴わずにキーとスケールを読み取るオプションです。「Low Latency」は、プラグインのレイテンシーを3ms未満に抑えるモードで、ほぼリアルタイムでのトラッキングやモニタリングを可能にするとのことです。

ノート単位のサウンドバリエーションでは、個々の音符に任意のサウンドバリエーションを割り当てられます。音符を移動させても、割り当てたバリエーションはそのまま維持されます。

MIDI 2.0サポートは、対応するコントローラーや楽器向けの機能です。高解像度のベロシティやコントローラーデータを取り込み、ノートエディター内のベロシティ、アフタータッチ、パートオートメーションのレーンで確認できます。MIDI 2.0は現在、macOSおよびLinuxでサポートされています。

価格とアップデート対象

価格は次の通りで、いずれも市場想定売価です。

  • 永続ライセンス:29,800円(税込)
  • Pro+ 年間サブスクリプション プラス パーペチュアル:26,800円(税込)
  • 永続ライセンスのアップグレード:14,800円(税込)
  • 月額サブスクリプション:2,900円(税込)

『Fender Studio Pro』のユーザーのうち、永続ライセンスを持つ方と『Fender Studio Pro+』のサブスクリプションを利用中の方は、アップデートとして利用できます。

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