
ハーマンインターナショナルは10月14日、AIによるボーカルおよび楽器のステム分離機能を本体に搭載したポータブルアンプ&Bluetoothワイヤレススピーカー『JBL BandBox Solo』と『JBL BandBox Trio』を、JBLブランドの製品として10月30日(金)に一般販売すると発表しました。
『JBL BandBox』シリーズは、演奏練習や音楽再生から制作活動までを1台でカバーする、音楽ファン向けのスマートスピーカーとのことです。クラウドファンディングでは支援総額1億円を突破しています。
本体内蔵のAIでボーカルや楽器を分離
最大の特長は、クラウドを使わず本体内の処理だけでボーカルや楽器のステム分離を行うAI機能です。Bluetoothで再生した楽曲をリアルタイムで解析し、ボーカル、ギター、リズムパートを分離します。分離した結果は、マイナスワン音源として使えます。
STEM AI機能は、非営利目的でのみ使用する必要があります。利用者には居住国の著作権法を理解して順守する責任があり、使用にあたって著作権保有者の許可が必要な場合があります。録音された音楽や認可を受けた音楽、ストリーミングサービスの使用に関する規定も、使用前に十分に理解しておく必要があります。
アンプシミュレーターや練習用機能、録音・配信に対応
両モデルとも、アンプシミュレーターと多彩なエフェクトを内蔵しています。曲のアイデア出しや練習に使えるチューナー、メトロノーム、ルーパーも搭載しています。
USB-C接続での録音・配信にも対応しており、オーディオインターフェースとして使えます。
両モデルは『JBL One』アプリに対応しています。アプリでは、アンプシミュレーターやエフェクト、練習用ツールの設定を一元的に管理できます。
この『JBL One』アプリのユーザーインターフェースは、「iF DESIGN AWARD 2026」で最優秀賞の「iF ゴールドアワード」を受賞しました。受賞対象の製品名は『JBL BandBox App Experience』です。同アワードには世界70か国から約10,000件の応募があり、「iF ゴールドアワード」が授与されたのは75件です。
SoloとTrioの違い
『JBL BandBox Solo』
コンパクトな筐体で持ち運べるモデルです。日常の練習や自宅での演奏を中心に、ギターやボーカルを楽しむ人に向けたモデルとのことです。




アンプでボーカルキャンセルだと!? 【JBL BandBox Soloのご紹介】
『JBL BandBox Trio』
4チャンネルミキサーを備え、バンド演奏やセッションなど、複数人での演奏にも対応します。出力は135W RMSで、Soloの18W RMSを上回ります。




ストリートの新定番!? 【JBL BandBox Trioのご紹介】
主な仕様
両モデルとも、カラーはブラックです。Bluetoothはバージョン5.4で、対応プロファイルはA2DP 1.4とAVRCP 1.6、対応コーデックはSBCとAACです。オーディオ出力は3.5mmヘッドホン出力とUSB-Cです。
異なる項目は次のとおりです。
| 項目 | JBL BandBox Solo | JBL BandBox Trio |
|---|---|---|
| 連続再生時間 | 約6時間 | 約10時間 |
| オーディオ入力 | Bluetooth、6.3mmフォーンプラグ(ギター入力:100mV RMS、マイク入力:20mV RMS) | Bluetooth、XLR/6.3mmフォーンコンボジャック×2、6.3mmフォーンジャック×1、USB-C、3.5mm AUX-in |
| 出力 | 18W RMS | 135W RMS |
| スピーカー構成 | 55mm径ドライバー×1、パッシブラジエーター×2 | 165mm径ウーファー×1、25mm径シルクドームツイーター×2 |
| 周波数特性 | 73Hz – 20kHz(-6dB) | 50Hz – 20kHz(-6dB) |
| サイズ(W×H×D) | 150×87×55mm | 344×265×228mm |
| 本体質量 | 0.53kg | 6.65kg |
| 同梱物 | 本体×1、クイックスタートガイド×1、保証書/安全シート×1 | 本体×1、クイックスタートガイド×1、保証書/安全シート×1、電源コード(1.9m) |
連続再生時間は、使用環境により異なります。
価格
両モデルともオープン価格です。JBLオンラインストアの販売価格は、『JBL BandBox Solo』が54,890円(税込)、『JBL BandBox Trio』が132,000円(税込)です。
