
株式会社ビクセンは10月9日、フィールドスコープ『ジオマミニ ED50 ZOOM』と『ジオマミニED50 ZOOM PS-149三脚セット』を10月29日(木)に発売すると発表しました。
『ジオマミニ ED50 ZOOM』は、対物レンズ有効径50mm、倍率8〜24倍のズーム式フィールドスコープです。EDレンズを採用し、本体重量は520gです。『ジオマミニED50 ZOOM PS-149三脚セット』は、このスコープに軽量な4段伸縮式のカメラ三脚(ビデオ三脚)を組み合わせたセットです。
ジオマIIIシリーズの光学系はそのままに、コンパクトな設計にした新しいフィールドスコープとのことです。
光学系と主な仕様
レンズ種類はEDレンズで、レンズの光学面全面にPFMコートと呼ぶマルチコートを施しています。コーティングによって光の損失を抑え、口径50mmでも明るく色収差の少ない、シャープで高コントラストな視界が得られるとのことです。


倍率は8〜24倍のズーム式で、低倍率の8倍で広い範囲をとらえ、対象を見つけたら24倍までズームアップできます。アイレリーフは18mmのハイアイポイント設計で、見口の高さを調整できます。ピント調整は鏡筒に備えた大型の合焦リングを回して行います。



そのほかの仕様は次のとおりです。形式は45°傾斜型、焦点距離は168mm、最短合焦距離は約1.5mです。実視界は5.0〜2.5°、見掛視界は38.5〜55.3°(JIS B7157:2019準拠)、1000m先視界は87〜44mです。ひとみ径は6.3〜2.1mm、明るさは39.7〜4.5です。

本体サイズと付属品
本体重量は520g、全長は接眼レンズを含めて177mmです。商品サイズは177×61×119mm(W×D×H、接眼レンズ込)で、いずれも三脚は含みません。三脚に載せて使うほか、手持ちでの観察も可能とのことです。

スマートフォン用カメラアダプターが付属し、短辺60〜90mm程度のスマートフォンやカメラ付携帯電話に対応します。フィールドスコープ本体用のキャリングケースも付属します。



三脚セットの4段伸縮三脚
『ジオマミニED50 ZOOM PS-149三脚セット』の鏡筒の仕様は、『ジオマミニ ED50 ZOOM』と共通です。付属する三脚は4段伸縮式(バックル式)で、次の装備を備えています。
- ギア式エレベーター:ハンドルを回して高さを微調整できます。スライド幅は255mmです。
- 水準器:気泡式の水準器を装備しています。
- クイックシュー:望遠鏡の着脱がワンタッチで、薄型アタッチメントプレート規格のクイックシューを採用しています。
- 2Way雲台:上下・左右の動きを、ハンドルとクランプで操作できます。

三脚の高さ(地上高)は470〜1,235mmで、エレベーター使用時は1,490mmです。縮長は490mm、耐荷重は約1.5kgで、カメラ取付ネジはUNC1/4インチです。商品サイズは320×280×460mm(W×D×H)です。

フィールドでの使い勝手
野鳥写真家でありバードガイドの中野泰敬氏が、フィールドで『ジオマミニ ED50 ZOOM』を試用しました。携行性について、中野氏は次のように述べています。

「この軽量・コンパクトさなら、小さな三脚も含めてリュックの脇ポケットに収まり、お散歩や旅行にも気軽に携行できます。」

スマートフォンでの撮影も試しており、撮影には付属のスマートフォンアダプターとGoogle Pixel 9を使いました。中野氏は「前もってアダプターにスマホを装着し、その上でジオマミニにセットするだけなので、スムーズに撮影できました。」と話しています。
シャッター操作については、「指でシャッターを押す際の振動がレンズに影響しますが、スマホ内で写真を見ている分にはさほど気になるものではなく、気負わずに撮影を楽しめました。」とのことです。


価格と発売日
発売日は2製品とも10月29日(木)です。価格は『ジオマミニ ED50 ZOOM』が38,500円(税込)、『ジオマミニED50 ZOOM PS-149三脚セット』が44,000円(税込)です。
各製品の情報は次のページで案内されています。
- ジオマミニ ED50 ZOOM 製品ページ:https://www.vixen.co.jp/product/18118_6/
- ジオマミニED50 ZOOM PS-149三脚セット 製品ページ:https://www.vixen.co.jp/product/18119_3/
- 特設ページ:https://www.vixen.co.jp/lp/geomamini/
