『RØDECaster Video』最新ファームウェア公開。4Kキャプチャーモード追加とシンク機能の全機種対応

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RØDECaster Videoシリーズの製品写真と「NOW WITH 4K CAPTURE」のテキスト

RØDE Microphonesは2026年9月28日、映像制作向けオールインワン・ビデオプロダクションスイッチャー『RØDECaster Video』シリーズ向けに、無償の最新ファームウェア「バージョン1.4」を公開したと発表しました。

今回のアップデートでは、新たに4K対応のマルチカメラ収録・配信機能「4Kキャプチャーモード」が追加されたほか、オーディオコンソール『RØDECaster Pro II』または『RØDECaster Duo』とUSB-Cケーブル1本で連携する「RØDECaster Sync(ロードキャスターシンク)」がシリーズ全機種で利用可能になりました。

目次

4Kキャプチャーモードを新搭載

「4Kキャプチャーモード」は、『RØDECaster Video』をUHD(3840×2160)のISO収録デバイス兼キャプチャーカード、ネットワーク配信システムとして機能させる専用モードです。

ロードキャスタービデオの4Kキャプチャーモード画面。4カメラ映像と録画状態を表示

HDMI経由で複数のUHD 30fpsカメラ映像を入力でき、各入力を独立したNDIストリームとして出力できます。OBSやeCamm Liveなど、ネットワーク上の配信システムへ柔軟にルーティングすることが可能です。

ロードキャスタービデオの4KキャプチャーモードにおけるHDMI入力とNDI出力の接続構成図

さらに、接続した外部SSDへUHDソースごとの独立したトラック(ISO)をH.264またはH.265形式で録画できます。ソースごとにクリーンなファイルが得られるため、編集時の自由度が上がります。

同時に、1080pでの60fps配信を優先する「フルHD(FHD)キャプチャーモード」も用意されており、複数のNDI出力を柔軟に管理したい場合に選べます。

どちらのキャプチャーモードでも、RØDEのフル機能オーディオミキサーはそのまま利用でき、すべてのNDI出力をカスタムルーティング先として指定し、出力ごとに個別のオーディオミックスを作成できます。

なお、高解像度でのキャプチャーと配信を優先するため、キャプチャーモード中はモニタリング用として機能し、スイッチャー機能は限定的になります。クロマキー合成、メディア再生、トランジションなどの高度な機能を使う場合は、標準の「FHD Switching Mode」の利用が必要です。

RØDECaster Sync がシリーズ全機種に対応

「RØDECaster Sync」は、『RØDECaster Video』シリーズとオーディオコンソール『RØDECaster Pro II』または『RØDECaster Duo』を、USB-Cケーブル1本で連携させる機能です。これまで「ロードキャスタービデオコア」のみで利用可能でしたが、今回のアップデートによりシリーズ全機種で利用できるようになりました。

ロードキャスターシンク機能による、ロードキャスタービデオシリーズとオーディオコンソールの接続構成図

連携時は、『RØDECaster Pro II』『RØDECaster Duo』の物理フェーダー、SMARTパッド、タッチスクリーンを使って映像と音声の両方を操作できます。新たに「Video SMART Pad」が追加され、手元でのシーン切り替えやカットが可能になりました。

ロードキャスターシンク機能の操作画面と、ロードキャスタープロIIのタッチスクリーン操作例

両デバイスのすべてのオーディオ入出力を1つの統合ミキサーとして管理でき、最大9チャンネルの入出力を扱えます。録画された映像ファイルと音声ファイルは、すべて『RØDECaster Video』側の外部SSDに保存されます。

ロードキャスタープロIIとロードキャスタービデオをUSB-Cで接続したRØDECaster Syncのセットアップ例

そのほかのVer.1.4新機能

Adobe Premiere Pro向けのタイムラインエクスポート機能が追加され、OTIOファイルによるタイムライン情報の書き出しに対応しました。従来のDaVinci Resolve向けEDL書き出しも引き続き利用できます。

互換性のあるUSB Webカメラからの音声入力にも対応しました。

RØDECaster Appのシーンビルダーにキーボードショートカット機能が追加され、アプリでのリモートコントロール時にPCのキーボードをスイッチングインターフェースとして使えます。

モデル別の対応機能一覧

キャプチャーモードの対応内容は、『RØDECaster Video』シリーズのモデルによって異なります。

機能RCVRCVSRCVCORE備考
UHD 30fps 入力(合計)433HDMI専用
NDI出力(@UHD30)433入力ごとに1系統、NDI HX(H.264)
ISO録画(@UHD30)433外部SSDへ保存(H.264またはH.265)
NDIマルチビュー対応*対応対応*RCVはマルチビューか、入力4を出力可能
オーディオミキサー機能対応対応対応フル機能を利用可能
Cut Bus HDMI出力(@FHD30)対応*対応対応ハードカットのみ、*RCVはOUT Bが無効化されます

アップデート内容を紹介する動画

日本国内における『RØDECaster Video』シリーズの取り扱いは、RØDE Microphones製品の日本総代理店である銀一株式会社が担っています。ロードキャスターシリーズのラインナップの詳細は、国内向けブランドサイトで確認できます。

記載されているRØDE Microphones製品名・技術は豪州およびほかの国々におけるRØDE Microphones社の商標または登録商標です。 掲載画像はイメージで、実物と色味が異なる場合があります。

RØDECaster Videoシリーズの製品写真と「NOW WITH 4K CAPTURE」のテキスト

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