自転車用エアバッグ『Hövding 4』日本上陸。2027年春発売予定

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Hövding 4のエアバッグが展開された状態の着用イメージ

株式会社ユーロギアは2026年9月25日、Hövdingブランドを展開するオーストリアのiSi Wearable Safety GmbHと、日本国内における『Hövding 4』の独占販売代理店契約を締結したと発表しました。

自転車用ウェアラブルエアバッグ『Hövding 4』の日本発売を2027年春に予定しており、国内での販売体制の構築とブランド展開を進めるとしています。

『Hövding 4』は、ヘルメットのような硬い外殻ではなく、首元に装着するエアバッグでサイクリストの頭部を保護するウェアラブル・プロテクションです。スウェーデン発の発想から生まれた製品で、日本でも過去に旧世代のHövding製品が販売されていました。

目次

動きを検知して0.1秒でエアバッグを展開

『Hövding 4』には、サイクリストの動きを1秒間に200回読み取るセンサーが搭載されています。ニューラルネットワーク技術をベースとしたAIアルゴリズムが、通常の走行動作と事故発生時の動きをミリ秒単位で識別する仕組みです。

Hövding 4装着のサイクリストが転倒しエアバッグが展開する連写イメージ

アルゴリズムが事故を検知すると、0.1秒でエアバッグが展開し、頭部を保護するとともに首の安定をサポートする設計です。エアバッグは装着するライダーに合わせてサイズが調整される仕組みも備えています。

自動車用エアバッグの技術を取り入れた「Automotive Grade Safety」

『Hövding 4』を開発したiSi Wearablesは、オーストリアのiSi Groupに属する企業です。同グループのiSi Automotiveは自動車メーカー向けにパッシブセーフティシステムを開発・製造しており、『Hövding 4』にはこの分野で培われたエンジニアリングや試験に対する考え方が取り入れられています。

iSi WearablesでManaging Directorを務めるAlexander Haagさんは、この開発思想を「Automotive Grade Safety」と呼び、次のように説明しています。

「私たちにとって『Automotive Grade Safety』は単なるキャッチフレーズではありません。それは、私たちがどのように製品を開発するか、その考え方そのものを表しています。私たちの基準を満たすサプライヤーをどのように選ぶのか、開発の各段階をどのように検証するのか、そしてどのように厳格な試験手順を構築するのか。Hövding 4は、試験、精密なエンジニアリング、そして何十年にもわたり人命を守る技術に携わってきた経験によって築かれる、新しいレベルの信頼を目指した製品です」

日本市場への展開とユーロギアの体制

iSi Wearablesによると、Hövdingシリーズはこれまでに累計50万台以上を販売し、ヨーロッパで記録された事故において1万人以上のサイクリストを保護した実績があるとのことです。現在は北欧諸国のほか、ドイツ、オーストリア、ベネルクス地域などで販売パートナーを通じて展開されており、今回新たに日本でユーロギアが独占販売代理店にくわわります。

ユーロギアは2004年の設立以来、イタリアのモーターサイクルブランド『Ducati』の日本におけるアパレルパートナーとして事業を開始し、現在は『Dainese』『AGV』などのプロテクション製品を全国の専門店で取り扱ってきました。今回のパートナーシップは、iSi Wearablesとユーロギアの双方が「製品を通じて人々を守る」という考えを共有していることが背景にあるとのことです。

価格・仕様と購入情報

『Hövding 4 自転車用ウェアラブルエアバッグ』の希望小売価格は79,200円(税込)です。サイズ展開はFREEで、BOA®フィットシステムを内蔵しており、ダイヤルを回すことでサイズを調整できます。装着時は襟のように首元にかけてファスナーを閉じ、自転車に乗る際にフラップを留める仕組みです。

販売チャネルはユーロギア公式オンラインストア、正規取扱店、法人導入窓口などで、順次取り扱い店舗を拡大する予定とのことです。製品、価格、販売店舗、発売時期などの詳細は今後順次発表されるとしています。

開発者・代表者のコメント

iSi WearablesでManaging Directorを務めるAlexander Haagさんは、日本展開について次のようにコメントしています。

「日本は以前から私たちが注目してきた市場であり、Hövding 4が日本の都市における日常のサイクリングの一部となる、大きな可能性があると考えています。今回の展開に必要となる日本市場への深い理解、リテールでの販売基盤、そして安全性を重視したヨーロッパブランドに対する真摯な情熱を、ユーロギアは備えています」

ユーロギア代表取締役の勝川久也さんは、次のように述べています。

「私たちは、取り扱う製品を通じて、一人でも多くの方の命を守ることを使命としています。Hövding 4は、まさにその使命に合致する製品です。独創性にあふれ、ヨーロッパらしさを明確に持った製品が、これまでさまざまなイノベーションを受け入れてきた日本市場に登場します。Hövding 4を日本のサイクリストの皆さまへお届けし、この新しい世代のプロテクションをご紹介できることを、大変誇りに思います」

Hövding 4のエアバッグが展開された状態の着用イメージ

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