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ACUTER OPTICS『LUMA-X』発売、Hα波長と白色光を切替え可能な太陽望遠鏡。予想市場価格は約200,000円前後

ACUTER OPTICS「LUMA-X」の全体像。黄色い鏡筒にファインダーとアイピースが装着されて

株式会社サイトロンジャパンは2026年8月12日、ACUTER OPTICSの太陽望遠鏡新商品『LUMA-X(ルマ エックス)』を発売しました。希望小売価格はオープン価格で、サイトロンジャパンによる予想市場価格は約200,000円前後(税込)です。

LUMA-Xは、Hα波長によるプロミネンスなど太陽表面の様子の観測と、白色光による黒点観測の両方に対応する、1台2役の太陽望遠鏡です。有効径は40mm、焦点距離は250mmで、対物レンズにはEDガラスが採用されています。

Hα波長と白色光を切替えて観測する仕組み

対物レンズには、帯域幅(半値幅)0.6Å(オングストローム)以下の40mm径Hα太陽フィルター(エタロンフィルター)が搭載されています。これにより、激しく活動するプロミネンスなどを鮮明に観察できます。

筒先のレバーでコントラスト調整が可能なほか、接眼部のレバーを切り替えるだけで白色光による太陽黒点の観測モードへ切り替えられる仕組みです。

ズームアイピースとソーラーファインダーによる観測サポート

焦点距離5〜16mmのズームアイピースが標準付属し、15.6倍から50倍まで無段階で倍率を変更できます。別途アイピースを用意することなく、手持ちの架台に取り付けてすぐに観測を始められます。

アイピースに取り付けられるスマートフォン撮影用アダプターも付属しており、太陽表面の様子を手軽に撮影できます。太陽を直接見ることなく安全かつ簡単に視野へ捉えられる投影式ソーラーファインダーが装備されているほか、フォーカサーにはクレイフォード式が採用され、滑らかな操作感でピント調整を行えます。

LUMA-Xの接眼部に装着されたスマートフォンアダプターとスマートフォン。
三脚に設置されたLUMA-X。投影式ソーラーファインダーが展開されている。

携帯性を高める鏡筒と架台対応

鏡筒はオールメタル製で、専用キャリングケースが付属し、安全な持ち運びや保管が可能です。幅狭タイプの架台取り付けレールが装備されており、市販の多くの架台にそのまま装着できるとしています。サイトロンジャパンは、とくにACUTERの自動導入経緯台『トラバース』との相性は抜群だとしています。

ACUTER OPTICSのロゴが入った専用キャリングケース。

安全に関する注意事項

太陽望遠鏡は、使用方法を熟知していない方、とくに年少者や未成年者などが単独で使用しないよう注意が必要です。不適切な取り扱いや誤った使用をした場合、重度の視力障害を引き起こす危険があります。

接眼部に搭載されている「ソーラーダイアゴナル」は、太陽光を安全なレベルまで減光するための極めて重要なパーツです。このパーツを取り外しての使用、および他メーカー・他種類のダイアゴナルと組み合わせた使用は、絶対に行ってはいけません。

主な仕様

LUMA-Xの主な仕様は次の通りです。

  • 有効径:40mm
  • 焦点距離:250mm
  • 口径比:F6.25
  • 鏡筒重量:約1.9kg(アイピース、ソーラーファインダー、サンバイザー含む)
  • 鏡筒長:275mm(ソーラーダイアゴナル含め)
  • 鏡筒径:75mm×75mm
  • ブロッキングフィルター径:8mm
  • フォーカサー:クレイフォード式
  • 架台取付レール規格:幅狭(45mm幅)
  • 付属品:5-16mmズームアイピース、スマートフォンアダプター、ソーラーファインダー、サンバイザー、キャリーケース

LUMA-Xは、天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店限定の販売品です。

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