
キャンピングカー株式会社が運営する防災/アウトドアECサイト「アウトドア119」の検証組織「防災ギア実証ラボ」は、10月21日に、検証企画の第1弾としてカセットガスポータブル温水シャワー『GSEN-45』の検証結果を発表しました。開封から出湯までの全工程を撮影し、検証動画も公開しています。
『GSEN-45』は、カセットガスと内蔵バッテリーを使い、電源のない屋外でも温水を利用できるポータブル温水シャワーです。メーカー公表値では、スイッチオンから約3秒(水温15℃時)で温水が出ます。
検証の条件と記録方法
検証日は2026年8月20日で、同社スタッフが実施しました。想定環境は災害による停電・断水で、家庭の電源や給湯設備は使用していません。
検証項目は、開封から使用準備までの所要時間、出湯までの時間と水温の変化、使用中の温度調整、シャワーの水形切り替えの4点です。全工程は写真と動画で記録されています。
なお、この検証は特定の条件下での結果で、使用環境・気温・水温などによって結果は変動する可能性があります。
開封から各部の接続、出湯までの全工程を収めた検証動画が、YouTubeで公開されています。
【災害時でも3秒でお湯⁉】ティーエム カセットガス式ポータブル温水シャワー「GSEN-45」実機レビュー!【防災用~日常まで使える】
検証結果
準備は約2分21秒で完了
本体を開封し、水・ホース・カセットガスなどを用意したところ、特別な工具は必要ありませんでした。開封から各部の接続、使用準備の完了までにかかった時間は約2分21秒です。

各部の接続や操作は分かりやすく、説明書を確認しながら進めれば初めてでも大きく迷うことはなかったとのことです。
水温15℃の水が約3秒で38.9℃に
検証では、水温15℃の水を用意して本体を起動し、設定温度39℃でお湯を出すボタンを押してから温水が出るまでの時間を計測しました。出湯までの時間は約3秒、出湯温度は38.9℃でした。

使用中の温度調整と水形の切り替え
使用中に設定温度を変更でき、温度を調整しながら使うことができました。
シャワーヘッドのノズルを切り替えると、3種類の水形に変更できます。検証では、身体を洗う用途のほか、食器洗いや器具の洗浄にも使えたとのことです。

使用時の注意点
『GSEN-45』で一度に上げられる水温は最大約25℃です。そのため、水温10℃以下の冷たい水から一度の加熱で40℃にすることはできません。その場合は、温めた水をタンクに戻して再循環させることで、希望の温度まで上げられます。
災害時に使うには、平常時に一度実際に操作して、水の準備量、ガスの交換方法、温度調整を確認しておくことが重要だとのことです。水やカセットガスの備蓄にくわえ、内蔵バッテリーの充電状態も確認しておく必要があります。使用は屋外で行う必要があります。
製品概要と価格
『GSEN-45』の製造元は株式会社ティーエムで、参考価格は148,000円(税込)です。仕様はいずれもメーカー公表値です。
加熱能力は最大6.0kW、消費電力は最大45Wです。温度設定は30〜48℃の範囲で1℃単位、CB缶3本で最大約75分の運転(連続使用約15分)が可能です。
サイズは約400×170×310mm、重量は約6.4kgです。ポンプホースは約1.5m、シャワーホースは約2.5mです。バッテリー使用時間は約1.5時間、充電時間は約3時間です。
