
i-PRO株式会社は10月21日、ネットワークカメラの映像を管理室以外の場所でも確認できる『ネットワークビデオ デコーダー』を2026年12月に発売する予定だと発表しました。最大64ch(チャンネル)のカメラ映像を確認する環境を、レコーダーが設置されている管理室やバックヤード以外にも追加できます。
ネットワークカメラの映像は、レコーダーが設置された管理室やバックヤードのモニターで確認する運用が一般的です。一方で、施設内の受付、作業エリア、警備室など、管理室以外の場所でも映像を確認したいというニーズがあるとのことです。
『ネットワークビデオ デコーダー』は、ネットワークカメラの映像や音声を受信してモニターに出力する機器です。録画機能を持たない軽量コンパクトな機器で、モニター(別売)とデコーダーを用意してネットワークに接続すると、必要な場所にモニタリング環境を追加できます。

標準4台から最大64台まで拡張できるカメラ登録
標準で登録できるカメラは最大4台です。別売のカメラ拡張ライセンスを購入すると、最大64台のカメラを登録できます。ただし、2chを使用するマルチセンサーカメラなどを接続する場合は、その分だけ接続できるカメラ数が少なくなります。
拡張ライセンスは2種類です。一つは、設置カメラ数の増加に合わせて4、9、16、36、64chと段階的に拡張するタイプです。もう一つは、4chから64chまで一度に拡張するタイプです。環境に合わせて選べます。

4chから使えるため、小規模な店舗や工場から、ショッピングモールや空港などの広域施設まで対応するとのことです。

最大16分割表示と4K HDMI出力
モニターには、最大16台のカメラ映像を同時に表示できます。画面の分割パターンは複数から選べます。表示するカメラを順次切り替えるシーケンス表示にも対応しており、カメラ台数が多い場合も一か所で順番に確認できます。

出力は4K HDMIに対応します。16分割の画面でも細部まで確認でき、気になるカメラをズームした際にも鮮明に表示できるとのことです。ローカルモニターとHDMIケーブルは別売です。
操作方法とシステム連携、設置方法
表示するカメラや画面構成の切り替えは、マウスや市販のキーパッドで操作できます。現時点で動作確認済みのキーパッドは、エレコム株式会社の2.4GHzワイヤレステンキーパッドです。
CGI制御によるシステム連携にも対応しています。外部設備から、運用に応じたカメラ映像の切り替えやシーケンス制御を自動化でき、監視員の操作負荷を軽減できるとのことです。
設置は、卓上での横置きが基本です。オプションの金具や部品を使うと、卓上縦置き、ラック内、壁面、天井吊り下げにも設置できます。
仕様の詳細は、i-PROの製品ページに掲載されています。
HDMIは、HDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または登録商標です。
