
FJDynamics社の日本販売代理店である日本体育施設は10月19日、多機能芝刈りロボット『RM21P』とリールモア型芝刈りロボット『RCM01』の新型2機種について、10月1日に発売を開始したと発表しました。両機種は10月1日から販売されています。

リールモア型は、らせん状の回転刃と固定刃で芝生を挟んで切る芝刈機です。切り口がきれいで、芝へのダメージが少ないとのことです。
多機能芝刈りロボット『RM21P』の特徴
『RM21P』は、従来機の軽量化が図られ、自律走行性能、メンテナンス性、システムの操作性が向上したとのことです。

複数の作業に対応できるアタッチメントが新たにラインアップされました。ラインマーカー、ボールピッカー、集草機、ブラッシングなどがあり、施設のニーズに応じてカスタマイズして使えます。




フロント部はサスペンション式(昇降式)に改良され、フロート式カッティングデッキを搭載しています。フロート式カッティングデッキは、芝生を刈る刃の部分が地面の起伏に合わせて上下に動く機構です。凹凸のある地形でも、より美しい仕上がり品質を実現するとのことです。
リールモア型芝刈りロボット『RCM01』の特徴
『RCM01』は、リール刈りに対応したモデルです。サッカー場や野球場などのグラウンド管理を行うグラウンドキーパーのニーズに応える高品質な芝刈りを実現し、人手不足に悩む現場の課題解決に貢献するとのことです。

芝生への負担を最小限に抑えるリールモア型の刈込に対応しています。高精度ローラーブレードが、くっきりと際立つストライプを創出するとのことです。ローラーブレードは、回転するらせん状の刃と受け刃で芝生をはさみ切る刈刃機構です。

2機種に共通する測量と走行ルートの生成機能
『RM21P』と『RCM01』を含むFJDynamics社製の芝刈りロボットは、AI技術、産業用RTK測位技術、スマートビジョンシステムを組み合わせています。これにより、芝生エリアのマッピング(測量)と、目的に合わせた走行ルートの生成ができます。

芝刈りのための割付設計や刈込ルートの設計、スケジューリングなどの計画策定もサポートします。これらのプログラムに基づく自動走行によって、従来の位置出し作業の手間も削減できるとのことです。
産業用RTK測位技術は、GNSS(衛星測位システム)と基準局の補正データを活用し、センチメートル単位の高精度な位置情報をリアルタイムに提供する技術です。建設機械、自動運転、ドローンなどで求められています。スマートビジョンシステムは、カメラや画像認識技術を活用して、対象物の検知・識別・計測・追跡などを自動で行うシステムです。
販売の背景と製品情報
スポーツ施設やゴルフ場では、担い手不足や省人化ニーズの高まりを背景に、維持管理業務の自動化が求められています。同社は2025年の販売開始以来、FJDynamics社製の芝生管理ロボットを取り扱っています。
製品の詳細は、同社の関連情報ページで案内されています。
