
株式会社ワンダーシェアーソフトウェアは10月16日、オールインワンメディア処理ソフト『Wondershare UniConverter』の最新メジャーバージョン『UniConverter 18』を発表しました。提供は10月15日から開始されています。
『UniConverter 18』では、AIによる動画・画像の高画質化、NVIDIA製GPUを活用した変換処理の最適化、目的に合わせた圧縮設定、指定フォルダー内のファイルの自動変換が強化されています。動画ダウンロード機能も拡充されました。
AIによる高画質化と映像クリーニング
画質補正と、映像内の不要な要素を取り除く機能が強化されています。
AI自動修正
「AI自動修正」は、写真のぼやけ、光量不足、色あせ、目立つ傷みなどをAIが解析し、画像ごとに適した補正方法を自動で選択する機能です。複数の補正モデルを一つずつ比較して選ぶ手間を減らす狙いだとのことです。
動画高画質化
生成AIを活用した動画の高画質化は、処理が効率化されました。ピントが合っていない顔や一部が隠れた人物など、補正が難しいシーンでの人物描写の一貫性も改善されています。
字幕と不要な物体の除去
「動画字幕リムーバー」は、動画に埋め込まれた字幕とその表示区間を識別し、不要な文字を除去する処理が改善されました。
「動画消しゴム」は、不要な物体や動く被写体の除去精度が高まり、除去後の背景再構成も強化されています。
変換・圧縮・自動処理の強化
大容量ファイルや複数素材を扱う際の処理が強化されています。
GPU変換とHDR処理
NVIDIA製GPUを搭載したWindows環境向けの処理パイプラインが改良され、WindowsおよびmacOSでのHDR処理が最適化されました。
同社が一部のWindows環境で、追加の編集処理を行わずに実施したGPU変換テストでは、前バージョンと比較して処理時間が最大約90%短縮されました。実際の処理時間は、ハードウェア、元ファイル、変換設定などによって異なります。
監視フォルダー
「監視フォルダー」は、指定したフォルダーに新しいファイルが追加されると、あらかじめ設定したルールに従って自動的に変換を実行する機能です。
今回はCPU使用率の制御にも対応しました。バックグラウンドでの変換処理と、PC上のほかの作業とのバランスを調整できます。
動画圧縮
動画圧縮機能では、目標ファイルサイズ、圧縮率、画質レベルなどを指定できます。『UniConverter 18』では目標サイズの予測精度と圧縮処理が改善されました。ファイル容量と画質のバランスを調整する際の試行錯誤を減らせるとのことです。
音声パススルー
対応する変換処理では、互換性のある元の音声ストリームを再エンコードせずに保持できます。
対応する音声トラックや字幕トラックの保持処理も改善され、メタデータの保持にも対応しました。
動画ダウンロード機能の拡充
ログイン状態やアクセス権限などの条件を満たすYouTubeアカウントの「後で見る」「高く評価した動画」など、対象コンテンツへの対応が拡大されました。
対応する動画をチャプターごとに保存する機能、M3U8形式のストリームダウンロード、YouTube字幕ダウンロード時の複数言語トラックの選択にも対応しています。
ダウンロード機能の利用には、各サービスの仕様やアクセス権限による制限があります。コンテンツの取得や利用では、著作権および各サービスの利用規約を守る必要があります。
製品の詳細は公式サイトに掲載されています。
