
タイガー魔法瓶株式会社は10月15日、カーボンヒーターとIHヒーターを上下に搭載した1台16役の自動調理家電『マルチグリルクッカー GRISIA』を11月21日に発売すると発表しました。10月15日には、全国の20代〜50代の男女888名を対象にした「自炊に関する意識調査」の結果も発表しています。
上下のヒーターで両面を焼く『マルチグリルクッカー GRISIA』
『GRISIA』は、本体上部にカーボンヒーター、下部にIHヒーターを搭載し、両面焼きのグリル調理ができる自動調理鍋です。従来の自動調理家電が得意としてきた煮る・炒めるといった調理にくわえ、焼き調理から煮込み調理まで1台で行えます。


上部のヒーターは「二往復カーボンヒーター」です。本体下部には5つの高精度センサーを搭載し、6方向の「全包囲加熱システム」を実現しているとのことです。
ヒーターは約2秒で発熱し、最高温度は400度(ガラス表面温度)です。この温度は、オートメニュー「グリルチキン」で鶏もも肉(約300g)を2枚調理した際の、ふた内側のガラス表面の温度です。
約10,000通りある温度コントロールの中から、レシピに合った制御が自動で選ばれます。プロの味を追求したオートメニューは50種類で、クックブックが付属します。レシピサイトには100種類以上のレシピが掲載されています。グリルでありながらひっくり返す工程は不要で、焼きそばやホットケーキなどをほったらかしで調理できます。
同社は、カーボンヒーターとIHヒーターを搭載し両面焼きグリルができる点と、本体上部の二往復カーボンヒーターの搭載を、いずれも国内家庭用自動調理鍋で業界初としています(同社調べ、2026年10月時点)。ガスコンロ、IHクッキングヒーターにくわえ、トースターや魚焼きグリルも代替する、毎日使える次世代の自動調理家電として提案しているとのことです。
価格はオープン価格で、希望小売価格は定められていません。
- 製品ページ:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/multi-cooker/clx-a/
- レシピページ:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/recipe/product/CLX-A/
自炊に関する意識調査の結果
調査は全国の20代〜50代の男女888名(男性444名、女性444名、各年代222名)を対象に、9月16日から9月25日まで実施されました。方法は、株式会社ジャストシステムの「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチです。
普段自炊をする人は81.9%で、週に1回以上自炊する人は72.9%でした。
調理器具と工程は若い世代ほど少ない
直近半年に使用した調理器具の数は、全体平均で11.5個でした。20代は平均8.5個、40代・50代は平均13.6個で、20代は40代・50代より平均5.1個少なく、約6割の種類数にとどまっています。

平日の夕食で主菜1品を作り始めてから完成するまでの調理工程は、平均8.0回でした。20代と50代では平均3.2回の差があり、50代は20代の約1.5倍の工程を行っています。

「包丁キャンセル」と「魚焼きグリルキャンセル」が上位
調理工程で省くことが最も多いもの、最も避けるものは、1位が「包丁」、2位が「魚焼きグリル」、3位が「まな板」でした。
包丁・まな板・ピーラー・キッチンばさみを合計した割合は、年代で大きな差が出ています。20代ではおよそ2人に1人が下ごしらえに使う器具や工程を最も省いている一方、50代では4人に1人程度でした。また50代の約3割は、省くことや避けるものが「特にない」と回答しています。

コンロの使用頻度と自炊で重視すること
コンロの使用頻度は、20代が50代より週平均4.2回少なくなりました。「週21回以上」と回答した割合は、50代が22.5%、20代が1.4%です。
一方、最もよく行う調理方法は「焼く・炒める」で、59.3%が回答しました。

自炊で重視していることは、1位が「調理時間を短くする」(19.1%)、2位が「調理工程をできるだけ減らす」(16.2%)、3位が「おいしく仕上げる」(11.7%)でした。

自動調理家電の世代と『GRISIA』の位置づけ
同社は、自動調理家電の歴史を世代で整理しています。1990年代に電子調理鍋の元祖とされる第1世代が登場し、2000年ごろにIH熱源を採用した「IH調理器」が第2世代として登場しました。2015年頃からは、自動かき混ぜ機能やIoT機能を搭載した製品が第3世代として登場したとのことです。同社は2023年に、約20年ぶりとなる1台10役の電気圧力鍋を発売しています。
従来の自動調理家電は煮込みや蒸しを得意とする一方、焼き目や香ばしさを出す本格的な焼き調理には進化の余地があったとのことです。同社には「焼き調理は火かげんが難しい」という声が寄せられており、『GRISIA』を自動調理家電の”第4世代”として開発したと説明しています。

同社は、グローバルタグライン「HEAT TO HEART」のブランドサイトとムービーも公開中です。
