
株式会社エクソルは10月14日、エリーパワー株式会社が提供するV2H対応家庭用蓄電システム『POWER iE Connect』の取り扱いを発表しました。販売店向け営業支援システム『XSOL NAVI』への登録は11月下旬、販売は2027年1月初旬の開始予定です。
『POWER iE Connect』は、家庭の電力使用量や家族構成などに応じて蓄電容量を選べる、純日本製のV2H対応家庭用蓄電システムです。国内で生産する大容量リチウムイオン電池『HYバッテリー Lシリーズ』を搭載しています。
『XSOL NAVI』は、同社が開発・提供する太陽光発電・蓄電池システムの設計・見積もりソフトです。
4つから選べる蓄電容量
『POWER iE Connect』には、新たに10.7kWhの蓄電池ユニットがくわわりました。従来の6.4kWhの蓄電池ユニットとの組み合わせにより、6.4kWh、10.7kWh、12.8kWh、17.1kWhの4つの容量パターンから選択できます。

導入後の蓄電池ユニットの増設やV2Hスタンドの追加にも対応しており、家庭の電力利用の変化に合わせてシステムを拡張できます。
電池の寿命・安全性試験と保証
『HYバッテリー Lシリーズ』は、エリーパワーが国内の自社工場で生産しています。22,000サイクルの充放電後も60%の電池容量を維持するとのことです。
22,000サイクルは、エリーパワー所定の条件で充放電を繰り返し、定格容量の60%に低下するまでの回数です。使用状況や設置環境により異なる目安の数値で、サイクル数を保証するものではありません。
安全面では、釘刺しによる内部短絡試験、圧壊試験、過充電試験などの安全性試験が実施され、いずれも発煙・発火が生じなかったとのことです。
保証は、20年間にわたり電池容量60%を保証する無償長期容量保証が標準で付帯します。保証条件を満たした場合には、蓄電池ユニットを無償で交換します。この容量保証には、別途『ごあんしんサービス』への登録とシステムのインターネット接続が必要です。条件を満たさない場合は有償での対応となります。蓄電システム本体には、15年間のメーカー保証が標準で付帯します。
同社は有償の『XSOL蓄電池プレミアム保証』の対象製品として『POWER iE Connect』を扱います。同保証に加入すると、メーカー保証終了後の16年目から20年目までの5年間について延長保証が提供されます。蓄電システムにくわえて同社から太陽光発電システム一式を購入した場合は、太陽光発電モジュール、ケーブル、架台についても20年間の保証が提供されます。
設置環境と無償で使える見守り・クラウドサービス
蓄電池ユニット、パワーコンディショナ、コンバータ、V2Hには、「標準仕様」と「耐重塩害仕様」の2種類があります。標準仕様でも一部の塩害地域で使用でき、海岸から300m以内の重塩害地域では耐重塩害仕様を選択できます。-20℃の寒冷地でも屋外に設置できます。
遠隔モニタリングサービス『ごあんしんサービス』とクラウドサービス『エリークラウド』は、いずれも無償で利用できます。利用にはユーザー登録とインターネット接続が必要です。
『ごあんしんサービス』は、製品の稼働状況を24時間365日遠隔から見守り、異常を検知した際にはお客様への連絡や状況確認を行います。ソフトウェアのアップデートはインターネット経由で自動的に行われます。
『エリークラウド』では、スマートフォンやタブレットから製品のモード変更、発電量、蓄電率などを確認できます。気象予報との連携により、台風や大雨などによる停電に備えて自動で蓄電池に充電する機能もあります。気象予報連携機能の利用には、「ELIIY CLOUD AI-SOLA」への申し込みが必要です。
