
i-PRO株式会社は10月14日、小型化したカメラヘッドとAIカメラメインユニットを分離したネットワークカメラ『ヘッド分離型カメラ』を12月に発売すると発表しました。カメラヘッドの直径は25.5mmで、メインユニットとはカメラケーブルで接続します。
製造装置内部への組み込みや、セル生産工程での作業者の手元撮影のほか、天井埋込設置にも対応します。

設置場所に合わせた構成
カメラヘッドとAIカメラメインユニットを分離した構造のため、設置スペースに制約のある場所にも導入できるとのことです。製造装置内部に組み込めば、不具合発生時の映像を記録・確認できます。
オプションの白色LEDを組み合わせると、装置内部などの低照度環境でもカラー映像を撮影できます。
屋外カメラヘッドとAIカメラメインユニットは、耐振動規格のEN 61373:2010とJIS E 4031:2013に準拠しています。
カメラヘッドの焦点距離は2.4mmで、被写体から最短20cmの近接撮影に対応します。セル生産工程で作業者の手元を撮影し、作業ミスの有無や作業手順の遵守状況を映像で確認する使い方が想定されています。

オプションの金具を使えば、アルミフレームやパイプに取り付けられます。
天井には、オプションの天井埋込金具を使って埋め込み設置ができます。金具の色はホワイトとブラックの2種類から選べます。オフィスやブランドショップ、美術館など、空間デザインが重視される場所での利用が想定されています。

システム構成と電源
AIカメラメインユニットとカメラヘッドは、カメラケーブルで接続します。ケーブルの長さは1m、8m、15mのいずれかから選べます。
カメラヘッドと白色LEDユニットには、AIカメラメインユニットから電源が供給されます。設置場所ごとに電源を確保する必要がなく、省配線で導入できます。

標準装備のセキュリティ
第三者機関発行の電子証明書(GlobalSign®)付きのファームウェアと、セキュアブートを標準装備しています。
あわせて、FIPS 140-3 Level3認証取得済のセキュアエレメントを採用し、不正アクセスや映像データの改ざん、なりすましを防止します。FIPS 140-3は、米国連邦情報処理標準規格で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格です。Level 3は、政府や法執行機関など、高いセキュリティが求められる場所に適したレベルとされています。
※1:GlobalSign®はGMO GlobalSign Pte. Ltd.の登録商標です。
