ズームがギター用ニューラルモデラー『NEURIG』を発表。2026年11月上旬発売予定

[PR] 当ページのリンクにはアフィリエイト広告が含まれている場合があります。
ZOOM NEURIG 本体上面。デュアルタッチスクリーンと4つのフットスイッチ

株式会社ズームは10月9日、ギター用アンプ&エフェクツ・ニューラルモデラー『NEURIG』を発表しました。ZOOM STORE価格は47,800円で、発売は2026年11月上旬の予定です。

『NEURIG』は、ニューラルモデリング技術「DNA Engine」を搭載しています。オープンソースのNAM(Neural Amp Modeler)A2 Lite規格にネイティブ対応し、キャビネットの鳴りを再現するIRローダーとエフェクトライブラリも備えます。

音色の切り替えにはスイッチャー付きペダルボードのように使えるRIG機能を用い、操作はデュアルタッチスクリーンで行います。電源には充電式リチウムイオンバッテリーを採用しています。Wi-Fiも内蔵しており、同社初のクラウドサービス『SessionZ Pedal』にアクセスできます。

目次

DNA Engineの構造とNAM A2 Lite対応

「DNA」は Dynamic Neural Archive の略です。アンプの回路ブロックごとに最適なニューラル処理を割り当てるハイブリッド・アプローチを採用しており、あらゆるノブ操作に伴う挙動を個別に学習させているとのことです。

同社は、特定ポイントの音色だけを切り取る静的なキャプチャとは異なり、GAINやEQの操作に追従した音色変化を再現できるとしています。DNAモデルは、10種類のギターアンプ、10種類のアンプヘッド、10種類のドライブペダルを搭載しています。

DNA Engineのアンプモデル MS 800のパラメーター画面と、タッチ操作するデュアルスクリーン

NAM A2 Lite規格は、アンプやペダル、シグナルチェーンを再現するオープンソース規格です。『SessionZ Pedal』からコミュニティサイト「TONE3000」にアクセスすると、700,000以上のNAMファイルを無料で『NEURIG』に取り込めます。取り込んだモデルは、内蔵エフェクトと同様にシグナルチェーン内へ組み込めます。

4つのフットスイッチで音色を切り替えるRIG機能

RIG機能では、最大14個のエフェクト設定とON/OFF状態を、4つのフットスイッチへ自由にアサインできます。クリーン、バッキング、ソロ1、ソロ2といった4つの音色をあらかじめプログラムしておくと、フットスイッチ1つで音切れなく切り替えられます。リバーブやディレイの残響音を残したまま音色を変えられる点も特徴です。

NEURIGのRIG機能を表示するデュアルタッチスクリーン

仮想ペダルボードは200種類まで構築できます。内蔵プリセットは300種類で、75種類のプリセットRIGに4音色ずつが収められています。

クラウドサービス『SessionZ Pedal』の機能

『SessionZ Pedal』は、エフェクト編集やライブラリ管理にくわえ、練習向けの機能を備えたクラウドサービスです。

SessionZ Pedalアプリの5画面。エフェクト一覧、Rig AI、ルーパー、SessionZ Store

AIによる音作りでは、「〇〇の曲のギターソロの音」のように言葉でプロンプトを入力すると、AIがギターサウンドを生成します。AIステム分離機能は、音源から特定のパートを抽出します。耳コピ用のギタートラックを取り出せるほか、ギターを除いたマイナスワントラックを作って、バンド演奏に合わせてギターを弾くこともできます。

本体のフットスイッチでは、YouTubeやオーディオの再生を操作できます。再生、停止、早送り、巻き戻し、10秒スキップの操作に対応しています。

一部の機能は発売後の提供です。12月にリリース予定の機能は次の2つです。

  • キャプチャ機能:お気に入りのアンプやドライブペダルをSEND/RETURN端子につなぐと、音響特性をキャプチャして『NEURIG』内のエフェクトとして使えます。キャプチャデータはWi-Fi経由でTONE3000に自動送信され、NAM A2モデルが生成されます。
  • 『SessionZ Store』:DNA Engineによる高精度なアンプモデルや新規エフェクトを、後から追加購入できます。

世界中のユーザーと音色を共有できるシェア機能は、2027年春のリリース予定です。

搭載エフェクトと本体仕様

搭載数は、30種類のDNAアンプ&ストンプモデル、22種類のマルチレイヤーIRキャビネット、22種類のモデリングアンプ、139種類のエフェクトで、合計213タイプです。

最大14エフェクトを同時に使え、ルーティングはシリーズ(直列)、パラレル(並列)、スプリット(分岐)から選べます。

IRローダーは、最大2048サンプルの解像度で最大50個のIR(Impulse Response)データを読み込めます。

信号処理は32bitフロートです。

操作面では、メインメニューとサブメニューを同時に表示できる2インチのデュアルタッチスクリーンを備えます。最長45秒のルーパー機能と、クロマチックチューナーも内蔵しています。

接続面では、Apple MusicやSpotifyなどスマホ上の音楽を再生してセッションできるBluetoothオーディオ機能を搭載しています。PCやスマホにはUSBオーディオ・インターフェース(48kHz/32bitフロート対応)で接続できます。外部MIDI機器との連携には3.5mm TRS MIDI入出力を使います。

外部エフェクトはSEND/RETURN端子に接続でき、この端子はSUB IN/OUT端子としても利用できます。+4dBu対応のSEND/RETURN/OUTPUT端子により、4ケーブルメソッドの接続も可能です。

NEURIG_rear:入出力端子とPOWERスイッチが並ぶ背面

電源は充電式リチウムイオン電池で、約4.5時間の連続駆動ができます。市販のUSB ACアダプタ(10W以上)やUSBバスパワーでも動作します。ボディはアルミダイキャストで、外形寸法は236.4 (W) x 120.6 (D) x 54.2 (H) mm、質量は850 gです。

製品の詳細は、次のページで案内されています。

ZOOM NEURIG 本体上面。デュアルタッチスクリーンと4つのフットスイッチ

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次