
『UDトーク』などの音声認識アプリを手がけるShamrock Records株式会社は、2026年9月24日、音声をテキスト化するデスクトップアプリ『Mojidas』の提供を2026年9月から開始したと発表しました。リリースを記念し、毎月30分の無料利用枠に1時間分を上乗せし、2026年10月31日まで合計1.5時間まで無料で利用できるキャンペーンを実施しています。
Mojidasの概要
Mojidasは、会話の記録、リアルタイム字幕、動画・音声ファイルの文字起こしに対応するデスクトップアプリです。テキスト、CSV、字幕データ(SRT/SBV)を作成でき、各機能は翻訳にも対応しています。
会話の記録・文字起こし
会議や講義、インタビューなどを、その場で文字と音声として記録できる機能です。アプリ音声とマイク音声を同時に認識し、発話ごとの録音を聞き直して修正できます。認識結果はテキストまたはCSVで書き出せます。
リアルタイム字幕
話している内容を字幕専用ウィンドウに表示し、会議や配信で共有できる機能です。リアルタイム翻訳を使う場合は、原文と翻訳を2列または2段で表示でき、追加料金は不要です。Zoom、Teams、OBSなどで共有でき、背景色や文字サイズも調整できます。
仮想カメラ機能「Mojidas Camera」を使うと、オンライン会議アプリのカメラへ字幕を映像として出力できます。聴覚に障害がある参加者に対して、手話通訳と併用する用途にも対応します。動画配信ソフト「OBS」上でも映像キャプチャデバイスとして取り込めるため、字幕の合成に利用できます。
動画・音声ファイルの文字起こし
収録済みの動画・音声ファイルを選んで音声認識を開始し、動画を見ながら認識結果を修正できる機能です。操作に合わせて自動的に再生・停止が行われるほか、翻訳版の字幕データも作成できます。指定した位置での分割や結合、開始タイミングの調整など、詳細な字幕データの作成にも対応しています。

MCP連携
ローカルMCP連携により、Claude DesktopやChatGPTから、保存済みの記録の参照やMojidasの操作を行えます。
複数のミーティングをMojidasで記録し、Googleカレンダーなどと連携させたうえで「今日行ったミーティングのレポートを作ってください」と指示すると、スケジュールと照らし合わせたレポート作成が可能とのことです。
リアルタイムの音声認識中に、認識中の内容をMojidasから取得してまとめるよう指示する使い方もできるとのことです。
すでに『UDトーク』を利用しているユーザーは、『UDトーク』で蓄積した単語リストをMojidasと共有できます。
音声認識エンジンとデータの扱い
音声認識エンジンにはAmiVoice®を採用しています。録音や認識結果、編集内容は端末内に保存され、確認や修正、書き出しまでローカルで行えます。データの取り扱いについては、公式サイトで説明されています。
料金プランとキャンペーン
Mojidasはアカウント登録(メールアドレスのみ)を行うと、毎月30分間は無料で利用できます。無料利用枠は毎月リセットされ、翌月への繰越はありません。
無料枠を超えた利用には、60分チャージ330円(税込)または10時間チャージ2,200円(税込)のいずれかを選べます。いずれも買い切りで、有効期限や自動更新はありません。追加時間は無料枠が残っていても購入できます。購入時のカード情報はブラウザーのStripe決済画面で入力し、Mojidas側には保存されません。
料金体系はリアルタイム認識、動画・音声ファイル認識のいずれも、無音時間分の料金消費はありません。動画・音声ファイル認識では、ファイル全体の長さではなく、音声認識が検出した発話時間分だけが消費される仕組みです。
リリースを記念して、2026年10月31日まで無料利用時間が1時間分追加され、合計1.5時間まで無料で利用できます。
企業・団体向けには、管理しやすい料金体系の法人プランも用意されています。
- Mojidas公式サイト:https://mojidas.jp
- 法人プランについて:https://mojidas.jp/business.html
利用者の声
Mojidasを社内のオンライン会議や編集動画の字幕作成に利用しているNPO法人の職員は、「オンライン会議では1台のパソコンで認識と字幕表示が完了するので、機材の準備が楽です」と話しています。
また、「編集動画の字幕作成では、認識から字幕の分割、結合までひとつのアプリで編集できるので助かります。画面上に出る波形のところで字幕のタイミングが視覚的に確認できるので、どこで分割するかなどが分かりやすいです」とも述べています。
IT企業でIT担当を務める利用者は、「オンライン会議ツールのようなアプリ音声も拾うことができ、ボットが会議に参加することなく記録が取れる」点を挙げ、「マイクの複数接続が可能で、話者分離して記録を残せるため、活用範囲が広がりそうです」と話しています。
