タイガー魔法瓶、グースネック型『蒸気レス電気ケトルPCZ-A080』を10月1日発売。カップ1杯を約45秒で沸かすスピード沸とうを搭載

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蒸気レス電気ケトルPCZ-A080の新製品発表会。登壇者と黒・白のケトル

タイガー魔法瓶株式会社は2026年9月9日、グースネック型の『蒸気レス電気ケトルPCZ-A080』を2026年10月1日に発売すると発表しました。独自の重心設計と整流設計による「匠ドリップ」機能、カップ1杯分を約45秒で沸かす「スピード沸とう」、グースネック型として初となる「蒸気レス機能」を備えています。

タイガー魔法瓶は発売に先立ち、2026年9月8日に新製品発表会を開催しました。ゲストにUCCコーヒーアカデミー講師の福田雄也氏を迎えたトークセッションのほか、来場者向けの体験会も実施しています。

目次

匠ドリップ・スピード沸とう・蒸気レスの3つの特長

PCZ-A080は、「一滴、一線 思いのまま。」をテーマに開発されたグースネック型の電気ケトルです。ハンドドリップでは狙った場所に狙った量のお湯を注ぐことが味わいを左右するとされており、蒸らし工程での少量を均一に注ぐ動作や、抽出工程で湯の流れをまっすぐ保つ動作に対応できるよう設計されています。

PCZ-A080の製品特徴を説明する登壇者と、黒・白の電気ケトル

匠ドリップ

「魔法の重心バランス」と「美流ノズル」により、持ち上げた瞬間に理想の角度へ導かれ、手首のわずかな動きで一滴から太めの流れまで湯量を調整できる設計です。重心設計による繊細な湯量コントロールと、整流設計による乱れの少ない流線によって、狙った場所へ狙った量のお湯を注ぐことができるとしています。

スピード沸とう

タイガー魔法瓶独自のプリントヒーターにより、湯を短時間で沸かせる仕様です。同社の測定によると、水温・室温23度、定格消費電力の条件で、カップ1杯分(約140ミリリットル)を沸かす時間は約45秒でした。国内で販売されている家庭用電気ケトルの各社公表資料と比べて、業界最速の沸とう速度とのことです。忙しい朝や家事の合間、急な来客時にも短時間で湯を用意できるとしています。

タイガー驚速電気ケトルPCZ-A080の内部で沸騰する様子を表現した告知ビジュアル

蒸気レス機能

蒸気を本体の外に出さない独自技術により、蒸気によるやけどのリスクを減らし、置き場所を選びにくくする機能です。国内で販売されている家庭用グースネック型電気ケトルの各社公表資料と比べて、同社として初めて蒸気レス機能を搭載したグースネック型電気ケトルとのことです。小さな子どもやペットのいる家庭でも使いやすい安全設計として紹介されています。

蒸気レス機能の電気ケトルPCZ-A080。沸騰中の内部と手を示す

ただし、続けて沸とうさせるなど本体が温かい状態で湯を沸かす場合には、本体の底やスイッチ周辺から蒸気が出ることがあります。

ブランドビジョンと電気ケトル市場の変化

発表会では、電気ケトル事業ブランドマネージャーの畑中了一さんが登壇し、グローバルタグライン「HEAT TO HEART」と、電気ケトル事業のビジョン「ひとりひとりにあった、一杯のお湯の温もりを」を紹介しました。長年培ってきた熱制御技術と安全設計に、今回新たに追求した「注ぎ心地」を融合させた点が、PCZ-A080の企画背景として説明されています。

タイガー魔法瓶の畑中了一氏による発表と消費者トレンドのグラフ

小世帯化や省エネ需要の拡大を背景に、電気ケトル市場は拡大を続けているとのことです。あわせて、気に入った価値には対価を払う「プレミアム消費」の増加や、注ぎやすい細口(グースネック)タイプへの需要拡大など、電気ケトル市場における「こだわり」需要の高まりも紹介されました。

タイガー魔法瓶は2008年に電気ケトル市場へ参入し、初代電気ケトルのPFV型を発売して以来、安全機能の強化を続けてきました。2026年には電気ケトルの安全基準が全面的に改定されます。同社はこのタイミングに合わせて、注ぎ心地を高めたグースネック型モデルのPCZ-A080を投入するとしています。

タイガー魔法瓶の電気ケトル開発の歴史を示す年表

HEAT TO HEART|熱から⽣まれたものが、⼈と⼈とをつなぐ。【タイガー魔法瓶】100sec

トークセッションと開発秘話

トークセッションには、UCCコーヒーアカデミー講師の福田雄也氏と、タイガー魔法瓶で電気ケトル商品企画を担当する山﨑文惠さん、商品開発を担当する赤穂緑さんが登壇し、PCZ-A080を手に取りながら「注ぎ」がコーヒーの味わいに与える影響や開発の裏側を語りました。

福田氏は、コーヒーの世界では「お湯の注ぎ方」が味わいを大きく左右すると説明しました。狙った場所に狙った量を正確に注げることが、抽出の再現性や味わいの安定につながり、自分好みの一杯を追求する楽しさにもつながると語っています。

開発を担当した赤穂さんは、「注ぎ心地」の実現にあたり、安全性を保ちながら軽さを両立させる点に最もこだわったと説明しました。タイガー魔法瓶として初めてとなるグースネック型ケトルの開発には、約2年を費やしたことを明かしています。

企画担当の山﨑さんは、グースネックケトル開発のきっかけとなったユーザーの声を紹介しました。蒸気レス機能による置き場所の自由度や、安心して使いやすい安全性など、PCZ-A080が暮らしにもたらす変化について語っています。福田氏からは、自宅でのコーヒーがより美味しくなる淹れ方のワンポイントアドバイスも紹介されました。

体験会の内容

発表会後には、PCZ-A080の特長を実際に試せる体験会が実施されました。会場には「匠ドリップ(注ぎ)」「スピード沸とう」「蒸気レス(安全性)」の3つの体験ブースが用意されています。

PCZ-A080の注ぎ体験とハンドドリップ抽出の様子

「匠ドリップ」ブースでは、ハンドドリップを想定し、少量のお湯を細くまっすぐ注ぐ動作を体験できる内容でした。「スピード沸とう」ブースでは、カップ1杯分のお湯を約45秒で沸かせる沸とうスピードを紹介しています。「蒸気レス」ブースでは、湯を沸かす際に蒸気を外に出さない構造を確認でき、置き場所を選びにくい点や安心して使いやすい安全設計が訴求されました。

購入情報

『蒸気レス電気ケトルPCZ-A080』は2026年10月1日に発売予定です。製品の詳細は公式ページで確認できます。

蒸気レス電気ケトルPCZ-A080の新製品発表会。登壇者と黒・白のケトル

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