
株式会社焦点工房は、2026年9月11日、Thypoch(タイポック)ブランド初のAF対応ズームレンズ『Voyager AF 24-50mm f/2.8』ソニーEマウントを発表しました。同日から販売されており、メーカー希望小売価格は136,000円(税込)です。
新シリーズ『Voyager(ボイジャー)』は「旅人」「航海者」を意味する名前の通り、さまざまな場所へ気軽に持ち出し、その場で出会った光景に柔軟に応えることを目指したレンズです。焦点距離24-50mmという実用性の高い画角に、ズーム全域でF2.8の明るさを組み合わせ、質量は約432gに抑えられています。




Thypochはこれまで、Mマウントレンズを中心とした『Simera』シリーズや『Eureka』シリーズを展開してきたブランドで、『Voyager』は新たにくわわったシリーズです。シネマレンズ開発で培ってきた光学設計思想を受け継ぎ、シャープさだけでなく、滑らかなボケや温かみのある階調表現も重視しているとのことです。
Thypoch Voyager 24-50mm F2.8
24mm・35mm・50mmをカバーするズーム全域F2.8
24mmでは旅先で出会った雄大な風景や建築物、街並みを広くフレームに収めることができます。35mmでは街歩きのスナップや日常の何気ない場面を自然な距離感で捉え、50mmでは背景のボケを生かしながら人物や身近な被写体を切り取れます。



レンズ交換ではなくズームリングの操作だけで焦点距離を変えられるため、散策しながら次々と撮影したい場面にも適しているとのことです。
ズーム全域で開放F2.8を維持しており、焦点距離を変えても開放F値が変わらないため、室内や夕方など光量が少ない場面でも撮影の自由度を高めるとのことです。
約432gの軽量設計とインナーズーム機構
フルサイズ対応、ズーム全域F2.8の明るさを備えながら、質量は約432gに抑えられています。長時間の旅行や街歩きでも荷物をコンパクトにまとめやすい設計とされています。

ズーム操作をしても鏡筒の全長が変わらないインナーズーム機構を採用しています。ズーミングによる重心変化を抑えやすいため、手持ち撮影はもちろん、ジンバルや三脚を使った動画撮影でも扱いやすくなっているとのことです。
鏡筒にはクリック付き絞りリング、Fnボタン、AF/MF切替スイッチを搭載しています。マウント部や操作リング周辺にはシーリングが施されており、防塵防滴に配慮した仕様です。
レンズ構成と描写、10枚羽根による光芒表現
レンズ構成には非球面レンズやEDレンズ、高屈折レンズを採用し、ナノコーティングと組み合わせることで、ズーム全域で高い解像性能を追求しているとのことです。ピントを合わせた部分を繊細に描写しつつ、アウトフォーカス部分をなめらかに表現する描写を特徴としており、シネマレンズの設計思想を受け継いだ階調表現とともに、被写体の立体感を自然に引き立てるとしています。



絞り羽根には10枚羽根を採用し、開放付近では滑らかなボケが得られるほか、絞り込むことで10本の光条による光芒表現が可能とのことです。夕暮れの街灯や夜景、イルミネーションなど、点光源を画面に取り入れた撮影でも表現の幅が広がるとしています。
高速静粛AFで写真から動画までシームレスに
『Voyager AF 24-50mm f/2.8』は、Thypoch初のオートフォーカスレンズです。高速かつ静粛なフォーカス駆動により、スムーズなピント合わせをサポートするとのことです。街中で瞬間的に現れる被写体を狙うスナップや、フォーカス駆動音を抑えたい動画撮影にも使いやすい設計とされています。
AF/MF切替スイッチも備えており、撮影シーンに合わせて素早く切り替えが可能です。
主な仕様
- 対応マウント:ソニーEマウント
- 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
- 焦点距離:24-50mm
- レンズ構成:13群16枚(ASPH非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、高屈折レンズ3枚)
- 絞り:F2.8-F22
- 絞り羽根:10枚
- 最短撮影距離:0.3m
- フィルター径:67mm
- サイズ:約Φ73×93mm(マウント部・突起部除く)
- 質量:約432g
- 付属品:レンズフード、前後キャップ
- メーカー保証:1年間(自然故障が対象)
すべての撮影機能や対応機材の動作を保証するものではなく、非対応の機種は今後のファームウェア更新で対応する場合があるとのことです。
購入情報
購入はオンラインストアのほか、Amazon JP、楽天、ヤフーショッピングでも可能です。
