
写真・映像機材アクセサリーブランドのSmallRigを展開するSmallRig Japan株式会社は2026年9月4日、1/4インチ-20ネジ穴とVマウントによる機材直付けに対応した新型モバイルバッテリー『Nano36』『Nano72』を発表しました。日常のガジェット充電からカメラリグ・ジンバル・ライトスタンドへの給電まで、用途と容量に応じて選べる2サイズのラインアップで、予約受付が開始されています。
直付け可能な設計と主な機能
『Nano36』『Nano72』は、モバイルバッテリーでありながら撮影機材と同じ感覚でリグに組み込める点が特徴です。1/4インチ-20ネジ穴によりカメラケージへ直接取り付けられるほか、取り外し可能なVマウントプレートでスタビライザーや三脚にも固定できます。ライトスタンドにクランプで固定して補助照明へ給電したり、バックパック用クランプに取り付けて移動しながら給電したりと、現場のセットアップに合わせた運用が可能です。


バッテリー状態を確認できるTFTカラーディスプレイを搭載し、絡まりを防ぐ67cm(26.4インチ)の巻き取り式USB-Cケーブルにより収納時もまとまります。ケーブルは16,000回以上の伸縮テストをクリアしています。最大3ポートの同時給電に対応し、複数デバイスを同時に充電できます。


容量・出力で選べる2モデル
『Nano36』と『Nano72』は、容量と出力の異なる2つのモデルから選べます。
| 項目 | 『Nano36』 | 『Nano72』 |
|---|---|---|
| 容量 | 10,000mAh | 20,000mAh |
| 出力 | 45W | 100W |
| フル充電時間 | 約1時間47分 | 約1時間22分 |
| 重量 | 約300g | 約500g |
| 主な用途 | スマートフォン・ジンバル・イヤホン等の日常充電 | ノートPC給電・3台同時充電など高負荷 |
| 価格(税込) | 10,590円 | 14,390円 |
『Nano36』は約300gの手のひらサイズで、スマートフォンやジンバル、イヤホンなど日常的な機材の充電に向いています。『Nano72』は約500gとやや大きめながら小型バッグに収まるサイズで、ノートPCへの給電や3台同時充電など、長時間・高負荷な撮影や出張での運用を想定しています。
いずれも100Wh未満で、航空機への持ち込みが可能です。
SmallRigラボの試験では、『Nano36』でSony NP-FZ100を約1.45回、iPhone 17 Proを約1.6回、AirPodsを約13.5回、DJI Action 4を約3.7回それぞれ充電できると示されました。同ラボの試験では、『Nano72』でSony NP-FZ100を約3.5回、iPhone 17 Proを約3.36回、iPad Pro(12.9インチ)を約2.37回、AirPodsを約27.4回、DJI Action 4を約7.6回それぞれ充電できると示されました。実際の性能は使用機器や環境によって異なります。

電源性能と耐久設計
両モデルとも21700バッテリーセルを採用し、スマート温度制御により過熱を防止する設計です。複数デバイスへの同時給電時の合計出力は最大5V/4Aで、5Vを超えるPD/QC高電圧急速充電を利用する場合は1ポート接続が必要です。ダミーバッテリーやモニターなど高電圧機器の同時接続は非推奨とされています。

本体には落下への耐性とグリップ感を両立するTPUコーティングを施し、重要なポートは耐候性シリコンカバーで保護しています。本体は5,000回以上の屈曲テストをクリアしています。保証期間は2年間です。
想定される活用シーン
- ジンバルリグへの組み込み
- 三脚を使用した固定撮影
- ミラーレスカメラのハンドヘルドリグ
- ライブ配信
- バックパックマウントリグでの移動撮影
- スタンドに取り付けた照明への給電


価格と購入情報
『Nano36』の価格は10,590円(税込)、『Nano72』の価格は14,390円(税込)です。予約は下記の商品ページから受け付けられています。
